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パドックの見方
パドックも競馬予想において重要な情報の一つ。パドックのみで予想するのは難しいですが、馬券購入前に出来ることなら確認した方が良いです。わたしは調教をメインファクターにしている為、調教評価=パドック○になることは多いのですがそれでも思っていた馬体重になっていなかったり、当日気性が安定せずだったり…等生き物ですので直前どんな状態で出てくるか分かりません。
また人によっては、馬体構造や歩様・細かい部位からその馬の適性を予想される方もいます。ここはまだ初心者の方には難しい話だと思いますし、細かい部位についてはわたしも扱い切れないので詳しく語れない為割愛します。興味のある方は、馬体についての書籍もありますし、今はSNSで探せば詳しい方沢山いると思うので探してみてください。
1. 短距離向きの馬体の特徴
まず短距離馬の馬体特徴としてよく挙げられるのは…
✓筋肉質
✓胴・背中が短く、脚も短めの低重心
✓馬体の幅が厚め
✓首差しが短く、太い
あたりが挙げられるでしょうか。端的に言いますと、短距離馬はとにかく ”マッチョ” 全てこれに集約されてくると思います。馬体全体に筋肉を纏っているタイプが多いので胴も短く見えますし、前から見た時には馬体幅も広く見えます。首差しも元々短いのもありますが、肩周りが筋肉で発達するため首の長さが短く見える。
ただスプリンター全部が全部、筋骨隆々とした馬体ではないので一般的に短距離向きと言える馬はどういう馬か?と言えばこれらが挙げられると思います。中には細身の馬でも天性のスタートセンスやスピード力で短距離で活躍する馬もいますからね。ただやはり、上のクラスまで上がるとなると馬格のある筋肉質な馬でないと一流馬にはなれないかもしれません。
【参考】
過去5年芝1200m GⅠ馬の平均馬体重 501kg
短距離戦は中央競馬ですと一番短いもので芝・ダート共に1000mで1分も経たずして決着のつく超高速レース。1分走るのは人間にすれば長いのですが、馬は平均時速60kmのスピードで60kg近くを背負って駆け抜けています。
例えば昨年のアイビスサマーダッシュを例に挙げます。2F目が10.0秒なので単純計算すると時速72kmでこの区間走っていることになります。これだけのスピードをスタートしてすぐから持続的に出そうとするのは相当な筋肉量が必要。必然的にスプリンターには筋肉量が必要ということになりますよね。
2. 短距離向きだと思う馬
上に挙げたのはザックリとした見方で、他にも肩が立っている~とか、繋が短く立っている~等細かい部位から判断することも出来ます。ですが、わたしは馬体専門家でなければ、細かい部位から適性を判断していないので踏み込んだ話は無し。
では、他に何を見て短距離向きかと思うか…ですが、わたしが馬体のパッと見の見たと次によく見るのは「気性」「歩様スピード」です。
なぜかというと、ゲートが開いてからすぐトップスピードで1ハロン12秒前半あるいはそれ以下のスピードを出さないとならないわけで、のんびりした気性の馬はスタートダッシュで遅れを取るからです。スタート遅くても二の脚が速い、エンジンかかってからのスピード乗りが良い、強烈な上がりの脚がある…等あればのんびりした気性で後ろからになっても良いのですが、物理的にも前で運べた方が短距離戦の場合は良く前向きさがあるに越したことはないと思っています。
ただこれも難しいところで、短距離馬はハードな調教やテンから速い時計を出させるような調整を課されている馬が多く、気持ちが勝ち過ぎている馬もいます。1000-1200mとはいえ、ペースコントロールも必要なわけで適度に息を入れた方が良いこともあるので、前向き過ぎることがアダになるケースもあります。ただレース(メンバー構成やコース形態)・当日の馬場状態によっては前に行かないとどうしようもない事もあるので、そういったレースの場合は「気性」は大事になってくるかなと。
わたしがいつも楽しんでやっている高知ファイナルレースもそうです。展開が鍵になるでしょうではないですが、前につけて揉まれない競馬をするに越したことないので前向きさはよく見るポイントになります。
もう1点は「歩様スピード」これも気性と繋がってくる部分はありますが、歩様のテンポの速い馬の方が1歩目が速くダッシュのつきやすいタイプに見ています。
これもまた判断難しいところはありますが、イレ込み気味に早歩きしている馬はあまり良くないですし、厩務員さんに合わせて歩ける範囲で良いリズムで歩けている馬。また一歩一歩が力強くて踏み込みの深い馬が短距離向きというか、パワーに秀でているタイプに思うので短いところで良さが出るかと見ています。
まとめ
以上がわたしが「短距離に向いている馬」を見る際のポイントになります。ザックリとした話ですが、初心者の方にはとりつきやすいお話ではないかなと思います。皆様の競馬予想がより楽しく、充実したものとなりますように。
YouTubeやnoteでも配信活動行っております!そちらも併せて宜しくお願い致します。
この記事を書いた人
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競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。
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