2023年4月16日(日)に行われる第83回 皐月賞の1週前追い切りについてのまとめ記事になります。
今週は面白い試みをYouTubeにて配信しますので、お楽しみに!
「馬場質指数×調教」のコラボ考察。
この時期の中山競馬場は馬場も特殊になるので、強い馬が順当に勝てるレースではないです。昨年の最強世代でジオグリフが優勝したことからも分かるように。あの時点での完成度の高さや小回り適性もあったと思いますが、馬場読みの天才福永騎手が騎乗していた点・枠と当日の馬場も大きく作用した結果と思っています。
なので馬場質から考える予想は今回面白いのではないかなと。
是非ご視聴宜しくお願いします。
想定1番人気 ソールオリエンス
前半からスピード感ある走りを見せて、直線向いてから更に加速よく伸びていた。走りの癖も気になるところはなく、時計・動き共に申し分ない。Wコースの時計は大きく自己ベスト更新。
前走京成杯では4コーナーで大きく膨れて他馬に接触するくらいのロスがありましたが、追い切りではブレることなく走れていました。新馬戦・京成杯とゆったりした流れしか経験していないですが、これくらい調教で動けるなら今年のメンバーですしGⅠでも…
勝馬当子の一言
ちなみに前走京成杯組の過去成績【0-0-1-4】
出走自体が少ないです。その年の皐月賞の馬場やメンバーにもよるので一概には言えませんが、京成杯のレース質と皐月賞ではズレがあるので、京成杯で特にハマった馬というだけでは皐月賞も続けて好走は難しいと思います。調教からは評価したい馬ではあります。
想定2番人気 ファントムシーフ
よく言えば悠々とした走りで落ち着きありますが、置かれてしまうところがあり併せ相手に追いつかず遅れ。これまでの調教でも見られたことなので、レースでは前につけて競馬できていますし気にするほどでもないか。動き自体は四肢をよく伸ばして動けていました。
ルメール騎手も前走乗っているので、どれくらい脚が持つか把握してくれているはず。調教の感じからも好位で流れに乗せて走った方が良さそうなタイプ。継続騎乗で調教でもコンタクトとっているのは安心。
勝馬当子の一言
馬主:ターフ・スポート
生産:谷川牧場
谷川牧場は昨年中山大障害(JGⅠ)をニシノデイジーが制して初GⅠ勝利。先日の高松宮記念ではナムラクレアが惜しくも2着と成績あげている生産牧場。過去には牝馬ファンディーナが2017年に皐月賞に挑戦するも7着に敗れています。皐月賞はこれで4度目の挑戦、クラシック制覇なるか。
想定3番人気 トップナイフ
※1週前追い切り映像なし
映像がなくて動きの評価は出来ないですが、時計と内容見る限りいつも通りといった感じ。ラップの刻み方はチグハグですがL2F11秒台連続で終い伸びていました。併せ相手もよく動いたので遅れをとりましたが、いつも動く相手と併せては遅れているので本馬も特に気にすることはないかと。
最終追い切りの映像を待ちたいところ。レースセンスの高さと小回りコースの適性は高く、横山典騎手もお気に入りの馬。
勝馬当子の一言
馬主:芹澤清一
生産:杵臼牧場
こちらも馬主・生産牧場から少し。杵臼牧場といえばブラックホールにライラック。昨年ライラックはエリザベス女王杯2着。本馬は母ビーウインドも母母ビクトリーマッハも同じ牧場。脈々と受け継がれた血でクラシック挑戦は夢があります。
レースレベルは別にして、ホープフルS→弥生賞と王道ローテを歩んでおり舞台適性は高いでしょう。ただあまり緩い馬場になったり、タフなレースになると向かないようにも見ています。その辺りはまた別途じっくり考察深めたいところ。
想定4番人気 フリームファクシ
内にササるようにしてコーナー入っていて、コーナリングはあまり評価できないですが脚力十分なフットワーク。途中までの脚色は併せ相手(ショウナンバシット)の方が脚色は良く。スピードに乗りきってからはこちらの方が伸びていきそうな雰囲気もありましたが、良いところで調教映像が終わっているので分からず。全体時計は平凡もラストまでしっかり伸びていた点も良かったです。
3/22に坂路で52秒台でL1F11.8秒。自己ベストほどではないが、加速ラップを踏めておりL1Fのラップも良い。早めに坂路で速い時計を出しておくのは須貝厩舎の好調教パターンなので、順調にきていると思います。
勝馬当子の一言
本馬もソールオリエンスと同じ話になりますが、前哨戦がきさらぎ賞。
今年は各々ライバルがいないところを狙って前哨戦に選んだ感もあります。きさらぎ賞も京成杯と同じであまりここから皐月賞で好走する馬もいないですし、出走も少なめ。
前走きさらぎ賞馬の成績【0-0-1-6】
2016年のサトノダイヤモンド 3着が最高。京都競馬場改修工事で2021年から中京開催になっていますし、あまり過去データも参考にはならないかもしれません。
前哨戦(共同通信杯/スプリングS/京成杯/弥生賞/きさらぎ賞/その他)の中では、レースレベルは2着までは評価できる内容ではありました。ただレースをしているというよりも、己と戦ってる感の強い内容で川田騎手もかなり丁寧に乗っています。調教見ている分には折り合い欠く面も見せないですし大丈夫だとは思いますが、変にテンションが上がらなければ。
想定5番人気 タッチウッド
首の使い方にぎこちないのと頭の位置が下がってこないが、四肢の動きは肩の動きは柔らかみもありながら、フットワークは力強さも感じる。併せ相手が格下で大きく先着しているが、9F長めをやって5Fは65秒台しっかり負荷はかかっていました。
前走より大きく上向いた感じはないも順調。
勝馬当子の一言
前走共同通信杯は外国人ジョッキー2人が上手い具合に前でペースコントロールして持っていったなというレース。中盤ペース落とせたにしても、出遅れてリカバリーしてのレースだったので後続が不甲斐なかったこともありますが、前につければかなりしぶとい馬。
逃げの競馬ばかりしているのは、終いの脚に自信がないからなのか…新馬戦の調教でもCWコースでL1F10.7秒出せるくらいキレるので控える競馬でも出来そうに思っています。(折り合いつくなら)ノースブリッジの半弟でもう少し経験積んでから良くなってきそうですが、現時点でどこまで。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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この記事を書いた人
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