こんにちは!
本日は朝日杯FSの調教診断やっていきたいと思います。上位人気馬のみの考察になりますが、取捨に悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
Blogの他にも Twitter/YouTube/Instagram 各種SNS稼働していますので、ご興味あればそちらも合わせてフォローしていただけますと嬉しいです。リンクは本ブログのサイドバーのアイコンから→
ダノンタッチダウン(想定1番人気)
最終的にどれくらいオッズ差つくのでしょうね。前走デイリー杯2歳Sからの臨戦は2020年からですと、朝日杯FSと同舞台を経験できるので2020年はレッドベルオーブ3着、2021年はセリフォス2着と馬券内に絡んできています。
それ以前は、デイリー杯2歳Sは京都競馬場での開催でしたので、あまりリンクしないコース形態と思いますし参考にならないかもしれません。
さて、ダノンタッチダウン。530kgを超す大型馬で仕上げも難しいと思います。デビューした時から緩さ残してるなと思いながら上がり33秒台繰り出せる脚はあるので、血統と素質の良さなのでしょうか。促せば確実に最後まで伸びますが追うのも大変そうで。その点川田騎手とは好相性な馬に思います。
1週前にCWコースで一杯の追い切り。川田騎手はコロナの件でごたごたありましたし、斎藤騎手が調教つけたようで。ゆったりとした身のこなしでジリジリと加速できていました。スピード感は物足りないものの、この馬としては自己ベストで時計も大分詰めています。現状の中では良い追い切りが出来たのではないかと思いました。
最終追い切りは坂路で軽めに。若干かかる面を見せていましたが、時計は速くないものの動きに迫力はありましたし、体の使い方そのものは良いと思います。上手く体を使えないとこれだけの大型馬で上がり33秒台出すのは難しいと思うので、その辺はやはり素質の良さに思います。
過去3年の朝日杯FSの前半ラップ
2021:34.3秒
2020:33.7秒
2019:33.8秒
新馬戦が前半36.8秒、デイリー杯2歳Sが前半35.3秒。速い時計への対応ができるかどうかは他馬も同じ事が言えますが、ジワジワ伸びてくるタイプの馬で今年のペースがどうなるか分からないですが速い流れになると走りの感じから追走厳しいのではないかと思います。
ドルチェモア(想定2番人気)
11月後半から坂路・コースで乗り込まれ、また今回乗り替わりの坂井騎手が入念に調教つけていました。1週前はCWコースで一杯、促されて大きなトビで伸びているも手前替えがいまひとつなのと、動きもまだ緩慢な感じを受けました。
最終追い切りは坂路馬也で時計は速いですが、コース内を通ってのものですしL1F12.7秒と失速気味。それ以前は速い時計を出していないですし、本数は乗り込まれていますが動きや諸々含めて前走サウジRCの方が良かったと思います。須貝厩舎の好走調教パターンからズレている点も引っ掛かるところです。
本馬にしても、初戦は逃げて勝っていて次走はグラニットの大逃げの後ろをついて差し切ったレース。楽なレースとは言いませんが厳しい流れを経験していない点とこの調教内容から、人気もしそうですしあまり…と個人的に思います。
オールパルフェ(想定3番人気)
1週前はWコースで、馬也で楽に走っても好時計出していますし、少し高脚な感じもしますが動きスムーズで集中力もありました。楽に走って手前も替えずでこの時計なのでもっと促せば動けるのだろうなと思います。
最終追い切りもWコースで馬也。折り合い重視なのか抑え気味で頭の高さが気になりましたが、脚の回転は変わらず良く特に割り引くところもないかと思います。前走デイリー杯2歳Sからの臨戦で中4週にしては、坂路・コース併用でよく乗り込まれていますし馬也で負荷軽めではありますが、動きは良いので上2頭より調教評価高いです。
レイベリング(想定4番人気)
11月最終週に新馬勝ったばかりで中2週の臨戦。ビッグレッドファームの海外生産馬で2歳戦に強いFrankel産駒×若駒にみっちり負荷かけて育成するビッグレッドファームの組み合わせは面白いですし、新馬戦の勝ちっぷりは中々豪快なものがありました。
1週前追い切りは抑えられて半マイルのみ、抑えているからか頭が高く上ずったような走りになっていましたが、動きそのものはバネを感じさせる走りで良かったです。
最終追い切りもセーブ気味の調教で、この辺は中2週のローテ+遠征控えているので仕方ないでしょう。楽に先着していて四肢も良く伸びていましたし動きは十分だと思います。素質の良さでどこまでといったところですが、新馬戦東京コースとはいえ上がり33.1秒の豪脚は評価しないわけにはいかないですし調教も動かないのではなく、敢えてセーブしてやっているように見えるので自身の状態は維持できていると思います。
新馬戦前も十分調教していましたし、この臨戦を考慮すると坂路・コース併用で乗り込み量は十分ではないかなと。フォトパドック見た感じ馬体減りも心配なさそうで、このまま輸送順調にこなせば。カッとなるタイプにも見えず、新馬戦のパドックでは物見して幼い面見せていたのでまだ良化の余地十分な未知の魅力ある馬。1戦使ったことに加え、間隔詰めて調教積んでの遠征…もしかするとあどけない馬がピリついて当日出てくるかもしれないのでパドック要注の馬。
以上、想定上位人気の調教診断でした。
またブログ更新しますので反応していただけますと大変嬉しいです。
YouTubeでも朝日杯FSに関する動画配信(予定)
チャンネル登録宜しくお願いします。
この記事を書いた人
-
競馬予想家歴4年目
Twitterフォロワー1万人超
YouTube登録者5000人超
調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。
最新の投稿
- 競馬2024年10月15日【府中牝馬ステークス】プレイディヴェーグ57.0kgでも快勝、復帰戦ハーパー15着に沈む…
- 地方競馬2024年10月10日【南部盃 2024】有力馬追い切り評価
- 競馬2024年10月7日【秋華賞 2024】有力馬追い切り評価
- 地方競馬2024年9月30日【ジャパンダートクラシック 2024】追い切り評価 地方選出馬にも期待
コメント