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【宝塚記念 2023】馬体診断/調教診断ー海外GⅠレコードVイクイノックスに死角はあるか?

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勝馬当子
勝馬当子

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世界No.1イクイノックスが挑む国内GⅠ

ドバイシーマクラシックをレコード勝ち、<ロンジンワールドベストレースホースランキング>で129ポンドを獲得して世界一になったイクイノックス。


タイトルホルダーが右肢不安で休養、パンサラッサも右前繋靱帯炎で3ヵ月以上の休養見込み、同期のドウデュースも放牧中、スターズオンアースも秋に備えて休養…と強力なライバル不在でイクイノックス一強にも思うレースですが死角はないか考察していきます。




イクイノックスの馬体について

Instagramにて紹介しています。



こちらでも触れましたが、素晴らしいの一言に尽きます。



今回イクイノックスについては、馬体写真だけ見れば申し分ないデキに映ります。他馬と比較しても頭1つ2つ抜けていますし、個で比較しても天皇賞秋よりも良く見えます。馬体写真見れる方は、netkeiba・競馬ラボ等の競馬サイトや競馬雑誌・専門紙等でも見れますので、一度見ていただきたい。上腕三頭筋と大腿四頭筋の盛り上がり具合が凄いというのが良く分かると思います。


馬体でケチつけられる人は恐らくいないと思いますね。続いて調教面について。




YouTubeも宜しくお願いします!

イクイノックスの気になる点

栗東滞在での調整

2023年5月29日(月)から美浦坂路は改修工事に入るため閉鎖に。美浦所属馬は5月末から坂路なしで調整しています。イクイノックスも坂路調教が出来るように早めに栗東入りして滞在競馬をさせることに。


本馬の調整パターンは火曜日と金/土/日曜日のいずれかで坂路追い、水木曜の本追い日にWコース追いを消化しています。今回は6月頭に栗東輸送を済ませる為に微妙に調教パターンをずらしていて。



6/3(土)美浦での最終日、普段なら坂路を消化する日にWコースを長めに消化
6/4(日)-6/5(月)輸送
6/6(火)栗東坂路追い開始



調教スケジュールは輸送前の土曜日に追い切りをやって、火曜には坂路やれているのでズラすことなくこなしているようですが、内容が変わったのでその点どう影響出るか。


6/11(日)の坂路でも54.8秒のL1F12.0秒は美浦で調整していた時と似たような時計。ただ栗東と美浦では勾配も違いますし、同じL1F12.0秒でも負荷も変わってくると思います。1週前もCW6F80秒切りの好時計マークしているので、よく動けていたなという印象。



到着後すぐはナーバスな面を見せたとのことで気になるものの、時計と消化内容見ている分には問題なく調教もこなせてそう。あとは調教映像見て動きを見てみて判断しようと思います。重箱の隅をつついて不安点をあぶり出すとすればこれがまず1点。




海外遠征明けの見えない疲れ

ドバイシーマクラシックは圧巻の走りでした。逃げてそのまま後続を寄せつけずで、直線半ばからはもうステッキも入れず。2分25秒65はレコード時計を1秒詰めてのもの。


ほぼ1頭でレースしていたようなものですし、直線も無理に追うこともなく、道中圧かけられた訳でもなく…なので、前走のダメージはそこまで心配することもないかと思います。ドバイでのパドックも見ていましたがその時と比較しても今回の方が数段良く見えるので、レース後のダメージもないか。





この2点くらいでしょうか、現状気になる点を挙げるとすれば。



コースも阪神2200mベスト舞台ではないですが、過去レースから苦にすることはないはず。馬場は恐らく天気も持ちそうなのでその心配もなく。



ここに逆らって別馬を立てるか…は他馬の仕上がり具合を見て考えたいと思います。
最後までお読みいただき、有難うございました!





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この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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