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【東京大賞典 2024】追い切り評価 & 過去10年の傾向

兵庫ゴールドトロフィー 地方競馬

2024年12月29日(日)大井9R 東京大賞典(JpnⅠ)

今週大井競馬場にて行われる東京大賞典(JpnⅠ)についてのまとめ記事になります。

東京大賞典 レース概要

開催日:2024年12月29日(日)
開催場所:大井競馬場
コース:2000m(右回り)
条件:サラブレッド系3歳以上選定馬(国際交流)
負担重賞:定量(3歳56kg、4歳以上57kg)、牝馬2kg減、南半球産3歳馬2kg減

東京大賞典は
✓第9レース
✓発走時刻 15:40
となりますのでご注意ください。

大井競馬場 コース概要

東京大賞典2024   大井2000m

大井競馬場王道コース。スタートから1角まで十分距離があり、内外の有利不利もなく前半はゆったり進みます。最後の直線も長く差しも決まりますが、冬の大井ダート、後方から差すにはスタミナと脚力を要する。3-4角までにある程度の位置をとって直線向くまでには先団にとりついているのが理想。

暮れの大一番メンバーも揃うレースなので、最後直線は底力比べになる総合力問われるコースになります。

東京大賞典 2024 出走馬

東京大賞典2024

東京大賞典 追い切り診断

フォーエバーヤング 

「相手も強いから」と世界レベルの馬でも抜かりない追い切り。CW6F78.5秒は自己ベスト、後半5Fから13秒台のラップを刻んで綺麗な加速ラップ。コース内めを通ってのものにしても十分な時計と動き。国内では負けられない気持ちで臨むというチーム矢作の気迫を感じる追い切り内容。JDCからBCクラシック、前走後も疲労・疲れもなく今回も一杯に追い切りできているのも何より。強い競馬をまた見せてくれることでしょう。

ウィルソンテソーロ

JBCクラシック→チャンピオンズカップと連戦でここへ臨んでくるとは思わなかったですが、秋3戦目。12月12日に小手川厩舎から高木厩舎に転厩しているニュースがあり、どうなるかと思いましたが調教は途切れることなく12月11日に坂路入りもしていることから、追い切りに支障はなさそうです。新馬のみ高木厩舎所属で元に戻っただけとも言えますが、小手川厩舎の了徳寺オーナー馬が全て転厩していることから何かあったのかもしれません。

追い切りは前走から間隔も詰まっていますし、軽めのもの。馬也で併走できていましたし、最終追い切りはウシュバテソーロと併せ。手応え見劣ることもなくデキは維持していそうです。ここ2戦も力出し切ってですし、特に前走はレモンポップとの叩き合いで疲労と転厩の影響は気になるところ。

ラムジェット

併せ相手大きく追走させてのものなので、最後手応え渋いのは許容範囲か。対フォーエバーヤングで考えるなら終いもう少し伸びて欲しい感じはしました。6F80秒台を2本は自己ベスト2,3位ですし、チャンピオンズカップは挫石の為回避もそこに向けてCW79.3秒も中間出していたので、馬は良くなっている印象です。

予定外の回避で仕上げられたか、終いの伸びを見るとまた重ためか…とも思え。ここは悩ましいのでオッズ次第。

デルマソトガケ

近走結果振るわないが、追い切りは良く動いています。海外遠征が多く調教パターンの比較が難しいのですが、今回は坂路中心の追い切り。1週前に馬也で50秒台マーク、最終追いは51.3秒で一杯に追ってのものでしたが最後まで大きな失速なく、併せ相手突き離していました。

前走BCクラシックはメンバーレベルも高かったですし、ブリンカーが効きすぎたか前半57.37秒の超ハイラップで入っているので失速しても仕方なし。溜めても伸びずバテずなところはありで2000mの距離も長いのかもしれない。追い切りからはもっと走ってもと思うも半信半疑。

ウシュバテソーロ

前走BCクラシックは超ハイペース、差し馬向きかとも思いましたが芝レースのような速い流れで追走一杯のまま見せ場なくの10着。大井に変わって時計もかかるようなら変わってもと思うも。追い切りはこの馬にしては時計物足りない感もあるも、そこまで攻め駆けするタイプでもないですし、動きに重苦しさも見られなかった。

中間はブリンカー着用でウィルソンテソーロと併せ、これでピリッとしてこれば。気持ちが切れた時のオルフェーヴル産駒はあまり手を出したくない条件ではありますが。

クラウンプライド

キビキビとした動きもL1Fはもう少し伸びが欲しいかと思う内容。それでも1週前には坂路51.5秒に併用で本数もこなしていますし、前走敗戦のダメージもなさそうで。時計の出る中京D1800mよりも地方のようなタフ馬場向きの馬にも思うので見直しも。

グランブリッジ

馬也単走で速い時計も出すことなく。軽めですが硬さもなく、スムーズな動きで平行線といったところでしょうか。堅実で地力もあるも、夏の帝王賞4着、今回の方が各段に相手は上がるので厳しい戦いにはなりそうで。

最終見解についてはYouTubeにて公開します。

チャンネル登録して次回更新をお待ちください。

東京大賞典 過去10年傾向

人気順成績

1番人気【4-3-2-1】複勝率90%
2-3番人気【5-3-3-9】複勝率50%
4-6番人気【1-3-3-23】複勝率23.3%
7-9番人気【0-1-2-27】複勝率10%
10番人気以下【0-0-0-53】複勝率0%

人気馬が比較的堅実に走ってくるレース。実績ある選定馬が集まってきますし競馬ファンの事前評価通りになることが多い。人気馬=近走成績も良い馬が多いですが、チャンピオンズカップやJBCクラシックの好走馬も東京大賞典との相性良いです。

JRA所属馬優勢

JRA【10-8-8-41】複勝率38.8%
地方【0-2-2-71】複勝率5.3%

枠番別成績

1着2着3着勝率複勝率
1枠0010%7.1%
2枠0200%13.3%
3枠20211.1%22.2%
4枠31215.8%31.6%
5枠21110.5%21.1%
6枠1025.3%15.8%
7枠241105%36.8%
8枠0210%15%

頭数揃わない年も多く、馬群ひとかたまりで運ぶことも多いレース。あまり内枠にいると身動きとれない・キックバック受けるリスクありで勝ち馬も出にくい枠です。8枠は包まれず自分のタイミングで動ける枠ではありますが、壁をつくれず折り合いが難しくなったり、外回されて距離ロスが発生するリスクがあります。

年齢別成績

年齢  着別回数   勝率    複勝率  
3歳1-1-1-145%17%
4歳2-3-2-236%23%
5歳4-1-2-2313%23%
6歳2-2-2-256%19%
7歳1-3-0-135%23%
8歳0-0-1-110%8%
9歳0-0-2-40%30%

実力ある馬たちの集まるレースであまり、年齢で成績の差はないです。8歳馬だけ成績下がるも9歳馬でも馬券内に。

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勝馬当子
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この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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