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ラジオNIKKEI賞 追い切り診断
調教映像・タイムラップ・メニュー(本数/乗り役/負荷等々)を縦横の比較で総合的に判断A→B⁺→B→B⁻→C の5段階で評価します。
★宝塚記念★
唯一のA評価 ジャスティンパレス(2番人気8.5倍)3着
★帝王賞★
A評価2頭でワンツー
メイショウハリオ(2人気3.9倍)1着
クラウンプライド(4人気7.3倍)2着
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※出走登録馬を五十音順で記載します。
アイスグリーン
最終追いは坂路軽め。舌を出して走っていましたがブレのない走りで、フットワークも素軽い。馬也でL2F24.9-12.1秒であればこの馬としては出た方。1週前にCWを強めで追って調教メニュー等に大きな変化はないですが、先週のコースでは折り合いを欠いたとのこと。全体時計が83.8秒に対しL2F12秒台連続で伸びきれていないので、それも影響したのかもしれません。
1週前の映像が出ていないので何とも言えないですが、最終追い切りの動きは舌を出していたこと以外は悪くなく。テンション上がるのを考慮して金曜に輸送始めるようで折り合い面は課題になりそう。
評価:B
アグラシアド
1週前のCWでは口向き悪くしたり、終いも併せ相手に先着したものの伸び切れず。最終追いの坂路では一変して推進力ある動きで51.8秒と好時計。中8週の間隔を考えると本数も少なく、牝馬らしく気性に難しさもありそうなのでその点がどうか。動き自体は評価したいです。
評価:B
ウイニングライブ
3頭併せ真ん中で抑え気味ながらも自ら動けていました。胸周りが発達しているのも映像でも目立つ。これまで間隔詰めて使ってきたこともあり、強い負荷をかけず調整程度の追い切りが多かったですが今回初めてしっかり併せをやってきました。それにしても中8週で時計を出したのはWコース4本のみ。いずれも10F長めで負荷かけているので、それでも十分なのだろうか。
美浦坂路が使えないのと、間隔あいた調教が久々で重賞も初挑戦になるのでこの内容でどこまで。
評価:B⁻
ウヴァロヴァイト
折り合いもついていて馬也で軽めでも併せ相手を楽に交わす。L1Fも11.2秒と加速も終いもしっかり加速できていました。促すことなく自ら動けているのも良かったです。速い時計は出していないものの、体の動かし方は好印象。
良い馬とは思うのですが、牝馬が出走するなら斤量を活かしたいところも本馬は55kg。牝馬の優勝は達成されれば1992年シンコウラブリイ以来になります。
評価:B⁺
Instagramの馬体診断でもPick Upした馬です。
まだ成長途上に思いますが、持っているものは良さそう。ただ今回斤量はネックで。
エマヌエーレ
1週前は坂路で自己ベスト。最終追いも馬也で加速ラップ踏めておりL2F24.3-11.9秒なので十分な時計。内にモタれるところはありましたが躍動感のある走りで雰囲気は悪くなく。2週前も坂路で速い時計を計時していて、コース併用と3月から間隔あいていますがよく動けている印象です。
評価:B
※自己ベスト出るくらいまで坂路時計出していたのでB⁺と評価悩むところですが、元々坂路時計は出るタイプなので間隔あいても変わらずこれている…くらいの評価に留めます。
エルトンバローズ
最終追いは坂路ゆっくりで脚力十分なフットワーク。1週前は僚馬相手に一杯の追い切りでL1F10.9秒と鋭く伸びていました。ここに向けての調教としては仕上がっていて良いかと思いますが、見た目に筋肉量が多くて開催初週のこの舞台でどうだろうと見ていて…
評価:B
※B⁺寄りのBです。
オメガリッチマン
最終追いはCW、コース直線向いてから反応良く伸びていました。重心も低く動きも上々。この厩舎の王道調教1週前の金曜に強めの負荷で、坂路51.2秒は自己ベスト。金曜・水曜と珍しくどちらも負荷強めできているので、ここに向けて万全の態勢と見て良いでしょうか。
前走の京都新聞杯では外外へ張る面を見せたとのことで、今回はハミ替え。コースでの反応良かったので効果はあるように見えました。
評価:B⁺
グラニット
1週前は頭の高さは目立つものの、動きはスムーズ。コース内寄りを通ったにしては時計は平凡でした。最終追いは動き自体は悪くはないも、スーッと加速していく感じがなかった点気になり。最終追いも時計は地味も6/14にこの馬にしては速い時計出せているのでそれなりに仕上がっているでしょうか。
大和田師は「何がなんでも逃げる!!」と意気込んでらっしゃるので、折り合い重視の軽めの調教で直前は過ごした感じかと思います。派手なパフォーマンスでないも順調と見て。
評価:B
コレペティトール
1週前はフォームバタつく感じも、全体時計は51.9秒。L1F12.6秒なので上がりがかかった点は気になり、もう少し素軽さは欲しい。最終追いはややブレがありましたが元気一杯。ここでも一杯に追ってもL1Fは伸びきれず。
2月の共同通信杯ぶりの臨戦で、ファントムシーフやダービー馬タスティエーラがいたレースでも前と0.6秒差であれば健闘した方でしょうか。面白い存在に思いますが、もう少し調教動いてきて欲しかったところ。この内容でどこまで。
評価:B
※横の比較で物足りないのでB⁻に近い評価ですが、この馬としては久々を考慮すれば動けているのでこの評価にします。
シーウィザード
1週前・最終と頭が高い。前向きさはあるものの、動きは普通で特に変化はないように見える。
評価:C
シルトホルン
前進気勢はあって自ら動けているのは好感。古馬3勝クラスと馬也で併せても楽に同入できていて、終いもよく伸びていました。スプリングS時は口向きが悪かったり、手前替えも?なところがありまだ幼かったですが落ち着いた調教が出来ていたのは良かったと思います。これに迫力や力強さが増してくると尚良いですが。
評価:B
スズカハービン
丁寧なフットワークも目立つパフォーマンスではなく。古馬オープン馬相手に馬也で交わされなかった点は良い。馬也でなら全体時計82.0秒にL2F連続して11秒台はこの馬としては時計出ています。前走から調教で動くようになってきているように見え、良化しつつある。それでも時計面で足りないように見ていて、重馬場にでもなれば面白いかもしれないですが開催初週の重賞では厳しそうで。
評価:B⁻
セオ
速い時計は出さず本数重ねて仕上げていくタイプなので、調教映像見ても時計見ても地味に映る。今回も本数乗り込んで消化しているも、時計は遅め。動きも軽めでやっているせいか頭高めで動きは地味。ルーティンをこなしているという印象で特に可もなく不可もなく。
評価:B
※横の比較では物足りないのでB⁻寄りのB評価です。
ダイシンヤマト
頭が高いのと手前替えも出来ていないですが、動きはキビキビしていて悪くはない。中2週の臨戦で負荷も弱めでWコース2本のみ。間隔詰まっていますしこれくらいでも仕方ないでしょうか。
評価:B⁻
ドンデンガエシ
やや硬めの動きもブレのないフォーム。馬体の仕上がりの良さは映像でも見てとれるくらい。特段目立つわけではないが、マイナスするポイントも少なく。強いて言うならこの馬に限った話でないですが、美浦坂路がない中での調整がどう出るか。器用に立ち回れる馬なので、このコースは合いそうに思います。
評価:B
※芝⇔ダート交互に使って適性が掴みづらいですが、走りの感じからはダート向きなのかもしれません。
バルサムノート
前走が折り合いやハミの取り方に課題を残す内容だったとのことで、調教ではその辺の改善重視。抑え気味だった分か頭が高く、まだフワフワしたり口向きの悪さも見せていましたがL1Fは11.8秒と末よく伸びていて。脚力はあるので折り合いさえつけば。コース併用で量もこなしていますし、坂路も我慢させる調整これが良い方へ向けば。
評価:B⁺
マイエンルモーント
中1週の臨戦でポリトラック追いのみ。気性面が心配なようで、今回は長距離輸送+一泊。間隔詰まっている上に輸送控えているので強い負荷はかけられないでしょうし仕方ない。調教からは高い評価はしづらいです。
評価:C
ヨリキリ
首の動きが硬く手前も替えきっていないですが、四肢の伸びは良かったです。特に大きな変化も見られない。
評価:C
ラファドゥラ
中1週なのでWコースをキャンター程度の時計で軽く。前向きさもあり首を使って動けており動きは良かったです。前走が未勝利戦では史上初の1.32.3秒と破格の時計で勝っています。(馬場差あれど今年のVMが1.32.2なので未勝利での時計と思うとかなり速い時計)
こういう強烈なレースをするのがドゥラメンテ産駒らしい。前走も休み明けでしたがほとんど強い調教もせず今回と同じくキャンターのような調整だけで済ませています。坂路使えないので天栄かどこかで十分に調整してきたのかもしれません。前走の疲労はこの調教からでははかりにくいところはあり、まだ鞍上も決まっていないですし斤量51kgに魅力を感じて出走させただけか…と思わなくもなく。
評価:B⁻
レーベンスティール
1週前は抑え気味で馬也、前向きさの強い走りで途中手前を替えたところはあったが後肢の動きが力強かった。日曜に強めでWコース速い時計、L3Fから12秒台のラップを刻み後半よく伸びていた。最終追いも抑え気味で馬也でしたが、これも迫力十分な動き。坂路がない中でメリハリつけた調整は出来ていると見ます。
評価:B⁺
追い切り全頭診断まとめ
馬名 | 評価 |
ウヴァロヴァイト | B⁺ |
オメガリッチマン | B⁺ |
レーベンスティール | B⁺ |
バルサムノート | B⁺ |
アイスグリーン | B |
アグラシアド | B |
エルトンバローズ | B |
エマヌエーレ | B |
グラニット | B |
コレペティトール | B |
シルトホルン | B |
セオ | B |
ドンデンガエシ | B |
ウイニングライフ | B⁻ |
スズカハービン | B⁻ |
ダイシンヤマト | B⁻ |
アファドゥラ | B⁻ |
シーウィザード | C |
マイネルモーント | C |
ヨリキリ | C |
ラジオNIKKEI賞
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宝塚記念で穴馬スルーセブンシーズを指名したにゃうはち氏とのコラボ動画になっていますので、こちらも宜しければご視聴下さい。
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この記事を書いた人
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