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【コラム】パドックで何を見る?初心者向けパドックの見方 Part.2

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勝馬当子
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パドックの見方

パドックも競馬予想において重要な情報の一つ。パドックのみで予想するのは難しいですが、馬券購入前に出来ることなら確認した方が良いです。わたしは調教をメインファクターにしている為、調教評価=パドック○になることは多いのですがそれでも思っていた馬体重になっていなかったり、当日気性が安定せずだったり…等生き物ですので直前どんな状態で出てくるか分かりません。

また人によっては、馬体構造や歩様・細かい部位からその馬の適性を予想される方もいます。ここはまだ初心者の方には難しい話だと思いますし、細かい部位についてはわたしも扱い切れないので詳しく語れない為割愛します。興味のある方は、馬体についての書籍もありますし、今はSNSで探せば詳しい方沢山いると思うので探してみてください。

1. 長距離向きの馬体の特徴

前回「短距離向きの馬体の特徴」について執筆しましたが、この逆を考えてもらえば良いです。

✓細身でシュッとした形(筋肉質ではない、脂肪の多くない馬体)
✓背線は短めが良く、たわみのない方が良い
✓肩の傾斜がなだらか
✓首差しが長く、細い

長距離走るのに、筋肉量が多いとそれだけエネルギー量も激しくなるので程よくついている方良く、脂肪も馬体は重すぎない方が良いので無駄な脂肪はついていない方が良い。

胴体は長めの方が長距離向きですが、背線は短めの方が伸縮しやすく推進力に繋がりやすく、疲労を溜めずに長い距離を走るには向いています。

肩の傾斜はなだらかな方が良いです。その理由は脚の可動域が広くなりやすく、ストライドが大きくなり一完歩で進める距離が稼げるから。また首差しも長い方が長距離向き、大きく首を振ることで大きく脚を踏み出すことができストライドが広がるからです。

2. 長距離向きだと思う馬

では、他に何を見て短距離向きかと思うか…ですが、これもまた短距離馬のコラム(こちら)と逆を考えてもらえば良いです。

まず「気性」
これは当然うるさくない方が良いです。これから長い距離をリズム良く走らないとならないのに、レース前で消耗してしまっては最後まで持ちません。大人しく集中して周回できているタイプが良いでしょう。

ただ、馬も生き物ですし個性があります。例えば最近の有名な馬ですと”ジェラルディーナ”

この馬は年齢重ねて多少は大人しくなったものの、パドックでは頭を大きく上下させて落ち着きなく周回する馬でした。これだけレース前に荒々しい周回をしても2022年にエリザベス女王杯を制し、同年有馬記念も3着と中長距離でも結果を出す馬もいます。なのでうるさい面を見せるからといって一概にレースに影響するわけではないので、その馬の性格とこれまでのパドックを見て判断していかないとなりません。

とはいえ、わたしでもジェラルディーナのパドックを見ると「大丈夫かな…」と思わされるくらい激しかったので一般的な競馬ファンから見たら不安になったかもしれませんね。もしジェラルディーナが気配良さげに周回する馬だったら、もっと人気している馬だったかもしれない。

次に「歩様」
こ長距離向きの馬の場合は力みなく歩けていて、踏み込みも軽くでも良いくらいです。あまり踏み込みが弱いのも良くないですが、ムダに力んでなくスッスッと四肢がリズム良く前に出て行くくらいが良いです。

少しでも距離が稼げるように一歩一歩が大きい馬の方が良い。たまに馬格に対して歩幅が小さく、こじんまり歩く馬がいますが、これは調教不足なのか、身体がかたまっているのか全身使って歩けていない可能性があります。短距離でも四肢の可動域は広いに越したことはないですが、特に長い距離を走る時は伸び伸び歩けている馬をより評価しましょう。

まとめ

以上がわたしが「長距離に向いている馬」を見る際のポイントになります。細かく話せばまだ色々ありますが大体のイメージが掴めるかと思います。特に初心者の方には分かりやすいのではないかなと思います。皆様の競馬予想がより楽しく、充実したものとなりますように。

YouTubenoteでも配信活動行っております!そちらも併せて宜しくお願い致します。



この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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