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【帝王賞 2024】過去傾向&有力馬追い切り診断

地方競馬

帝王賞 2024 過去傾向&有力馬追い切り診断

2024年6月26日(水)第47回 帝王賞

本記事は今週行われる帝王賞の調教を中心にまとめた記事になります。

過去10年成績と傾向

以下は帝王賞の過去10年の成績まとめ
地方馬成績【0-1-2-59】このうちノンコノユメが2度着内に入っていますが、当馬も元JRA所属馬なので実質ほぼJRA馬が馬券内にきていることになります。

帝王賞

意外と順当には決まらないレース?

1-2-3番人気のカチカチ決着では決まりづらく、1番人気の複勝率も31.8%と高いわけでなくJRA所属馬ならどの馬にもチャンスがありそうです。ここを大目標にしている馬もいれば、夏休み前の1戦という馬もいて調子の良さも影響するのかもしれないですね。

過去帝王賞の振り返り

2023年 優勝馬 メイショウハリオ

この年はプロミストウォリア―、ライトウォリアー、ランリョウオーと先行馬の多いメンバーで良馬場で砂塵も舞うタフ条件で最後は底力比べに。距離ロスなく折り合いつけて脚を溜めていた馬で決着。ノットゥルノはこの年は8着、直線進路狭くなる不利はあったとはいえ、あっさり敗退。

2022年 優勝馬 メイショウハリオ

この年はどの馬が逃げるか…でしたが、オーヴェルニュとクリンチャーが引っ張る流れに。坦々とした流れで途中から我慢できず動いたスワーヴアラミスに反応してテーオーケインズが早々に動いてしまい直線逆噴射に。この年も前の動き見ながら一列後ろで溜めていた差し馬に利あり。

2021年 優勝馬 テーオーケインズ

重馬場で時計の出る馬場、終始締まった流れで前もそれなりに止まらなかったが、内をロスなく立ち回った馬が先着。4角で勝負ありで、内を突いた馬、4角ロスなく回った馬が上位を占めた。

勝馬当子
勝馬当子

過去3年見ても毎年豪華メンバーが揃い、実力馬同士となると道中の些細なことや折り合いが最後響いてくるように思う。近年は先行馬よりも一列後ろで構えていた差し馬中心の結果ですが、

今年もライトウォリアーが強気に引っ張ると思われ、各馬がどこで仕掛けていくかが鍵に。

帝王賞 有力馬の追い切り

ウィルソンテソーロ

想定1番人気、東京大賞典ではウシュバテソーロの0.1秒差2着に、ドバイWCでは見せ場十分の4着。今回間隔あいていますが坂路とWコース併用でどちらのコースでも抜群の動きを見せているようで。最終追いの坂路は外ラチいっぱいを元気良く登坂。手応えも申し分なく良い動きを見せていました。

チャンピオンズカップでは出遅れて後方から、フェブラリーSでは発汗がひどくゲート飛び出して行きハイペースに巻き込まれ馬群に沈み…と戦い方が安定しない本馬ですが、東京大賞典は逃げの手に出ても2着まで粘り残れるほどのスタミナも見せています。自在性のある馬ではありますが、当日リラックスして走れるかどうか。

帝王賞
ノットゥルノ

降雨の中、重馬場の坂路でも軽快に動けていました。よく集中もできていましたし、加速ラップ刻めていた点も良かったと思います。中間のCWでもL2Fしっかり終い伸ばしており、調整は順調そう。ローカル×JpnⅡ以下×右回りでは敵なし状態の本馬。相手関係に恵まれた感はあるにしても、今年に入ってより充実しているように見えます。ここも得意舞台、昨年は力負け感もしましたが着実に内容良化している今年であれば。

セラフィックコール

最終追いは馬也で軽めで調整程度のもの。口向きが…でしたが、流してのもので追ってないので特に気にしなくても良いでしょう。動きは軽かったですし、中間はCWでキングズソードを目標に大きく追走。時計は目立つものではなく、前走から大きく何か変わった感もないですがこの馬の力を出せるのではないかと思います。

メイショウハリオ

動けいてはいるも鞭入れても反応鈍く、ワンペース感は否めない。昨秋から終い動かない感じはありましたし、ビュっとキレるタイプの馬でもないですが、もっと自己ベスト更新して動いていた時期と比較すると物足りなさはあります。

サウジ前は坂路51.1秒と自己ベスト2位に迫る時計をマークして仕上げて出国しましたが、現地到着後スクミを発症し回避を選択。すぐ様、ドバイWCに切り替えようとしたようですが取消後の馬は出走できないルールとのころで帰国となりました。その後のレースプランは白紙になり、今回が仕切り直しの1戦に。中間のCW79.8秒の自己ベストとやはりGⅠ馬なので動かせばそれなりの時計は出ますが、一杯に追ってのもの。併せた相手が抑え気味で付き合うくらい余裕の手応えだったのでそれと比較すると物足りなさはあり。

帝王賞
キングズソード

最終追いは軽めで流し程度。持ったままでも前進気勢のある走りで雰囲気は良かった。中間のCWではセラフィックコールに先行して突かれる形。四肢の連動性は良く、手応えはこちらの方が上に見えました。目立つ時計ではないですが終いきっちり伸ばしている点は好感で。

勝馬当子
勝馬当子

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勝馬当子
勝馬当子
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