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【名古屋大賞典 2024】追い切り診断

地方競馬

第47回 名古屋大賞典 2024年12月19日(木)

名古屋競馬場で行われる名古屋大賞典に出走する馬たちの追い切り評価をまとめていきます。

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名古屋大賞典 出走馬

1枠1番 ファルコンウィング(名古屋)
2枠2番 アウトレンジ(JRA栗東)
3枠3番 ヤマニンウルス(JRA栗東)
4枠4番 シンメデージー(高知)
5枠5番 ベルピット(門別)
5枠6番 アルバーシャ(名古屋)
6枠7番 ミッキーファイト(JRA美浦)
6枠8番 メルト(名古屋)
7枠9番 ノットゥルノ(JRA栗東)
7枠10番 アナザートゥルース(門別)
8枠11番 サンマルパトロール(JRA栗東)
8枠12番 ラジカルバローズ(名古屋)

コース解説

名古屋2000mのコース解説。
12月15-16日にかけてゴール前直線部分と1-2角部分砂圧調整。この時季ですしタフめの馬場想定で良いと思います。

名古屋大賞典 追い切り 競馬

向正面からのスタートで、3-4角はコーナーの入りは緩く出口のキツいスパイラルカーブを採用。ゴール前の直線は約240mと旧名古屋競馬場よりも長くなり差しも決まりやすくなっている。2000mではコーナー6回回るので立ち回りの巧さと、馬場によってはタフでスタミナも要するコースです。

名古屋大賞典 追い切り診断

名古屋大賞典追い切りを見ていきましょう。

アウトレンジ

前走6日後から乗り込み、坂路53.2秒は近走の中では速い方の時計でCWは軽めで済ます。11月から2戦、OP→GⅢ→JpnⅡとステップアップし、今回も中3週の臨戦。ローテはタイトですが攻め控えてもないので状態が良いのでしょう。

父レガーロとあまり見慣れない血統でここまで順調にきたのは意外ですが、上にはハピのいる良血で血統の素地は良い。今回はJpnⅢになりますが前走より相手は骨っぽく、斤量も2.5kg増えるため条件は上がる。

ヤマニンウルス

11月頭から本数十分に乗り込まれており、毎回L1Fしっかり伸ばしていた。坂路のみの追い切り。チャンピオンズカップは補欠で出走ならずだったので馬体は既に出来ていると思われる。GⅢ1勝のみで斤量58.5kgは見込まれた感はあるが、プロキオンSは快勝。

1.42.7もキングズソードの2023年8月阿蘇Sと0.7秒差も、前半速いラップで入って先行してのもの。4角向く頃には手応え楽でまだ余裕を感じられた。血統的にタフ馬場は歓迎に思う。ここは先を見据えても結果を出しておきたいところ。

ミッキーファイト

併用調教で本数も多い。中間はWコース内め通ってのものも5F64.3秒でL3Fもきっちり脚伸ばした。いつものパターンを消化し順調に思う。

前走は大一番、今年の最大目標ともいえるジャパンダートクラシック(JpnⅠ)だったので、先輩レモンポップと併せを敢行し内容の濃い追い切りを消化。それと比較すると今回更に上ということはないも、最終追い切りの坂路も53秒台と時計出していましたし、特にデキが落ちた等はないと思われ。

今年のレパードSはかなりがレベル高く、出走馬のほとんどが次走古馬2,3勝クラスで通用している。その中で快勝した本馬の地力の高さはこのレースだけでも窺える。次ぐ、JDCも勿論ハイレベル。第1回にして最高レベルのメンバーが各地から揃ったのではないかと思うほどでしたが、ここでもフォーエバーヤングの2着。前の激しい争いを避けられた利はあったとはいえ、最後直線勝ち馬に食らいつく瞬間もあり後続には差をつけての2着と3歳世代トップクラスの力は示した。

初古馬との対戦にはなるが、本馬は1勝クラス時点で同日オープンクラスよりも速い時計で勝っていた馬。斤量は大して恵まれてもいないがここでも勝ち負けレベルに思う。

シンメデージー

本馬もメイチはJDCだったと思うが、その時に近いくらいの時計で前走より時計詰めている。3歳馬同士でなら地方最先着、一番中央馬に肉薄した馬。今回斤量54.0kgで臨めるのはアドバンテージで、ミッキーファイトとは3.5kg差貰える。力はあるが今回も善戦どまりか。

ベルピット

満を持して門別の雄が遠征。門別では敵なしで追い切りもそこまで強いものを課してこず、調整程度が多かった。今回は直近坂路36秒台を2本でいつもより負荷かけている。門別の坦々とした競馬とは違い、相手も上がるのでどこまで通用するか楽しみではある。

ノットゥルノ

最終は坂路一杯で52.9秒の時計。単走のみの追い切りでソフトめ。追い切り映像がないので何とも評価しづらいですが、本数は水準並みには消化。今年からハンデ戦になり本馬はトップハンデの60.0kg。実績的に上もそこまで力差があるかというと見込まれ過ぎの感も。佐賀記念を59kgで後続に4馬身差で勝てるほどのタフさはあるので、ここでも苦にしないようなら。

追い切りはもう少し動いて欲しく、もう一段階上がありそうではあり。

サンマルパトロール

11月末から併用調教。調教内容から大きな上積はなさそう変わらず。白山大賞典の3着はあるも、今回ほどのメンバーでなく相手強化で条件上がりますし、どこまで。

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勝馬当子
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勝馬当子
勝馬当子
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