【さきたま杯 2025】追い切り診断－JpnⅠ格上げで豪華メンバー揃う

第29回　さきたま杯（JpnⅠ）概要

開催：浦和競馬場
距離：1400m（左）
出走資格：サラブレッド系3歳以上（指定交流）
※プラチナカップ1着馬、かしわ記念1,2着馬（地方所属馬に限る）に優先出走権
負担重賞：定量（3歳53kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減）
1着賞金：8,000万円

さきたま杯出走馬

JRA所属馬

エンペラーワケア（栗東）牡5　杉山晴厩舎
シャマル（栗東）牡7　松下厩舎
コスタノヴァ（美浦）牡5　木村厩舎
チカッパ（栗東）牡4　中竹厩舎
タガノビューティー（栗東）牡8　西園厩舎

地方所属馬

マーブルマカロン（大井）牝5　藤田厩舎
ムエックス（船橋）牡7　張田厩舎
アウストロ（浦和）牡5　小澤厩舎
オメガレインボー（浦和）牡9　小久保厩舎
ヘリオス（岩手）セ9　千葉厩舎
ティントレット（大井）牡4　荒山厩舎
サヨノグローリー（浦和）牡7　工藤厩舎

さきたま杯 2025追い切り評価

1枠1番　エンペラーワケア

坂路50秒台2本、最終追い切りはテンから13秒台で入り綺麗な加速ラップ。推進力のある走りに時計も十分なもの。「柔らかみのある～」のコメントが分かるくらいスイスイ進んで登坂できていた。 休み明けはプラス体重で出てくることが多いが、この時期ならフェブラリーSのようなことはないだろう。黒船賞は序盤から飛ばすシャマルに追走一杯の形。タフな高知の砂もマッチしなかったのもあると思うが、トビの大きい馬小回りも影響したと思われる。今回も浦和の最内枠は気になるところも追い切りは○　

3枠3番　コスタノヴァ

本馬も小回りが課題。スタートも速くないのでテンから忙しくなる浦和1400mは前走の船橋1600mより難しくなるかもしれない。追い切りは5月末から 坂路・コース併用で本数乗り込んでいて、6/18のWコースは単走（コース中）も自己ベストをマーク。キビキビとした脚どりで仕上がりは良さそう。中間坂路も好時計マークでL1Fもよく伸びた。　

7枠9番　チカッパ

海外遠征後は牧場で休養。厩舎での乗り込み本数が少ないのはこれまでと同じで、昨年の北海道スプリントC（JpnⅢ）東京盃（JpnⅡ）と比較しても 50秒台2本マークなら好内容。水曜はコース内をさらっと流して日曜に負荷強めの追い切り。海外遠征明けになるが、動ける態勢にあると思われ。 本馬は先の2頭と違い器用に立ち回れるタイプ。スタートから流れに乗りづらかった近2走よりはレースしやすくなるのではないかと見ている。　

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この記事を書いた人

勝馬当子

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