【地方重賞】兵庫女王盃（JpnⅢ） 2025 追い切り評価

第2回 兵庫女王盃（JpnⅢ）

2025年4月3日（木）園田競馬場で開催される『兵庫女王盃』の追い切り評価記事になります。

昨年新設された牝馬交流重賞、今年で第2回開催。
昨年の結果…

1着　ライオットガール
2着　アーテルアストレア
3着　サーマルソアリング

とJRA勢で1-2-3着独占。今年は連覇狙うライオットガール、フェブラリーステークスのラストラン撤回でここが最後のアーテルアストレア、そろそろタイトルが欲しいテンカジョウ。どの馬が第2回女王に輝くか楽しみなレースです。

園田1870ｍコース解説

兵庫女王盃が行われるコース（1870m）の概要をまとめます。

1周1051mの地方競馬場の中でもトップクラスに小さい小回りの競馬場。スタートから最初のコーナーまで距離はあるので内外有利不利はあまりないですが、枠の並び（逃げ馬・差し馬がどの枠に入っているか）に注意。向正面から3角に向かっては緩い上り坂になっており、コーナー角も小さくゴール前直線は213ｍと短い。坦々と流れるのでなかなか捲るタイミングもなく、1870mとスタミナも要る為、後方から一気は厳しいコース。小回りに対応できる機動力と器用さのある馬、ある程度の位置をとれて、スタミナもある馬を中心視したい。

追い切り評価

①アーテルアストレア

3月半ばから併用、CW82秒台と時計は地味めも安定して時計出せている点は良く。フェブラリーSで引退を予定していた本馬ですが、オーナーの意向で最後に菱田騎手に乗ってもらいたいと引退撤回し、ここを最後のレースに。フェブラリーSの時も併せ相手に遅れて、そこまで攻め駆けしない馬にしても、物足りない内容ではあった。

東京ワンターンマイルでは距離不足ですし、距離が延びるのはプラスでしょう。フェブラリーS時から凄く状態が上がったかは疑問も、この馬の力は出せる状態にはあるかと思います。

②アンデスビエント

3月頭から併用で本数は乗り込んでいます。CW79秒台2本マークして、負荷かけて意欲的。昨年の関東オークス馬ですがクイーンCから逃げても粘りきらない競馬が続き。今回は状態も良さそうなので、馬の気分に合わせて乗るようでスムーズな競馬が出来れば。

過去2走は牡馬混合のオープン戦、逃げるもぴったりついて来られ勝負どころに入る前に失速。相手も強かったですし、仕方なしにも思うが以前の粘り強さが見られなくなったのは気になり。どこかで変わり身に期待したいも、今回になるのかどうか。

③テンカジョウ

前走も追い切り良く本命◎打っていましたが今回も坂路・CW共に好時計マーク。CW80.8秒は自己ベスト2位、坂路54秒台コンスタントに出してL1Fも12.3秒でまとめ。前走同様追い切り動いていると思います。近走比較でならJBCレディスクラシック＜クイーン賞＝今回になるので前走同等の評価としたいです。

⑤サンオークレア

追い切りは特に変わり映えないも、攻め駆けしないタイプ。順調に来られていると思います。中央馬が混ざって流れが速くなると追走どうかと思うも、夏のブリーダーズゴールド（JpnⅢ）では4着の実績あり。

⑧ライオットガール

2/11クイーン賞は左後肢跛行で取消。クイーン賞の追い切りも物足りなさがあったが、今回も追ってももうひと息か。3月末に帰厩して本数少なく、時計も地味めではあり。昨年の優勝馬コース適性は高いと思うも、絶頂期からなかなか調子が上がってこず。得意コースで巻き返しあるか、位置とっていける先行力は強みではある。

⑩スマイルミーシャ

2週続けて好時計マーク。追い切り映像がないので動きは分からないも、順調にこられいていると思います。中央馬の中に入ると流石に物足りないか。

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この記事を書いた人

勝馬当子

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