【スパーキングレディーカップ 2024】過去傾向＆有力馬追い切り診断

2024年7月3日（水）第28回 スパーキングレディーカップ

過去10年成績と傾向

以下はスパーキングレディーカップの過去10年の成績まとめ
JRA勢中心も2021年はサルサディオーネが逃げ粘ったり、【1-3-5-47】複勝率16.1%と南関東馬も健闘している。先行馬が有利だったり、コーナー角のキツい川崎コースで後方脚質の馬や、器用さに欠ける中央馬が苦戦することもある。

1-2-3番人気と順当に決まったのは過去10年で2回。その他は大波乱はないが小波乱くらいの年はあり。梅雨時期で雨が降れば前残りのケースも。長いこと地方重賞で活躍していたサルサディオーネがいたので、前残り傾向が強かった要因かもしれません。

過去スパーキングレディーカップ振り返り

2023年　レディバグ

行きたい馬がおらず前半ゆっくり入って行き、そのまま坦々と進み前有利の展開。番手追走で脚を溜めていたレディバグが後続の追撃凌いで重賞V。レディバグの上がりが落ちない中でスピーディキックも直線差し込むもアタマ差2着まで。この年は4-1-3人気で3連単配当10,070円。人気の一角グランブリッジは距離不足で流れに乗れず中団やや後ろのまま、直線間に合わずの結果に。

2022年　ショウナンナデシコ

この年はサルサディオーネが引っ張る流れ。前半36.0秒と快調に飛ばしていたが、すぐ後ろに4頭ほどぴったり追走する形。隊列は前半から縦長になりハイペース展開。直線半ばでショウナンナデシコを除く先行馬は脱落し、少し置かれて追走していたレディバグが最後苦しくなったサルサディオーネを捉えて2着。1-3-2人気と順当決着で3連単配当1,460円。

2021年　サルサディオーネ

この年は雨で重馬場開催。サルサディオーネの逃げで前半35.5秒、1000m通過も60.5秒とよどみない流れに。重馬場にもなると前が止まらずで先行した馬でそのまま流れ込み。3着も前で立ち回った地方馬（元JRA馬）グランデストラーダが粘り込み、この年は地方馬2頭が着内に入る結果。2-3-6人気とやや荒れ、3連単配当15,540円。

スパーキングレディーカップ　有力馬の追い切り

ライオットガール

6/24上体高いが全くブレのない登坂。前回の方が時計は出ていたので物足りなさはあるも、動きは良かったかと思います。今回初めての斤量57.0kg、これがどこまで影響するか。先行してもスムーズに立ち回れなかった時に脆さも出そうで、今回乗り替わりの松山騎手も上手く誘導できるかどうかは懸念。

アーテルアストレア

いつも派手な攻め馬するわけではないので、いつも通りでしょうか。もう少し時計は出せてもいい馬と思うので、その点物足りない感じもするもJpnⅢならこれくらいの仕上げでも。坂路・コース併用で本数乗り込まれていますし動ける態勢にあるかと思います。最終調整の軽い坂路では、時計は出ていないも柔らかいフットワークが目につき動きは良かったです。

スピーディキック

本馬もいつも通り軽めの調整でキビキビとした動き。一杯に追ったりされていなかったので、順調にこれているのだと思います。特にこれまでより上向いた感もないですが本馬の力は出せる態勢と見て。昨年もこのレース2着でしたが、昨年の臨戦ほど今年は良いと見ていないのでその点どうだろう。マイルはベストですし、展開的に差し向きになるであろうメンバー構成。向くとは思うも昨年ほどの勢いがあるかは…。

ミラクルティアラ

3勝クラスを勝ってOPへ。3勝クラス勝ち上がるまでに骨っぽい相手とも対戦しており、濃い内容を消化してきた本馬。今回は加用厩舎から野中厩舎に転厩緒戦に、地方競馬場もナイターも初と環境に慣れない中でのレース。前走も逃げて突かれても最後まで走り切るメンタルの強さもあるので、初物尽くしでも乗り越えられるなら能力は上位馬とヒケを取らないと思われ。調教は外厩調整なのできっちり仕上げてきているので心配なく、映像で見ても強めの負荷がかかっていました。

この記事を書いた人

勝馬当子

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