2024年6月16日(日)京都11R マーメイドS(GⅢ)
本記事は今週末に行われるマーメイドステークスの過去10年の傾向と展望をまとめたものになります。予想検討に活用していただければ幸いです。
マーメイドステークス 2024年は京都競馬場にて開催
まず前提として、今年は阪神競馬場がスタンドリフレッシュ工事期間中の為、京都競馬場で行われます。なので過去10年の傾向はあまりアテにならないかもしれません。

京都芝2000mのコース形態&特徴については前の記事をご参照ください。
マーメイドS 追い切り評価
セントカメリア 牝5 (栗)高野厩舎
気分良く走れば地力は高い馬でそれを発揮できるかどうかは毎回賭けになる。前の愛知杯のように窮屈な馬群を捌くのは本馬には無理で、この時は大分接触も受けていたので本馬でなくても怯むかもしれないですが、前走のように後方に下げて大外一気は重賞の舞台では策としては厳しいように思う。
ある程度は馬群の中に入って我慢することをしないとならないですが、対応できるかどうか。追い切りは1週前・最終共に我慢させるような追い切りで乗り役と大分ケンカしていた。L1Fだけ追って12秒台のラップで走らせていて、その部分の動きは良かったです。動ける態勢にはあるのでしょうけど、この追い切りから抜群かと言われると疑問符。
アリスヴェリテが軽快に飛ばして馬群縦長でバラけるようになれば、本馬も走りやすくなる可能性はある。色々希望的観測になってしまうので強気にはいけないですが、斤量53kgは本馬のポテンシャル考慮すると恵まれてる感です。

ゴールドエクリプス 牝5 (栗)大久保厩舎
馬をしっかり動かして時計も出してくる厩舎で、本馬も攻め駆けするタイプで調教はいつも良く見える。最終追い切りは手綱がっちり持って折り合いつけつつ、無駄のないフォームで綺麗に走れてはいるが動きは特に迫力はないか。
6/6に81.3-11.0秒の好時計を馬也で出せているので、今回も動いてはいる。エリザベス女王杯はGⅠなので力及ばず、2走前小倉大賞典はスタート直後のアクシデントで位置とれず、前走は適性外と考えると相性の良い京都コース【2-1-0-1】改めてにも思う。突出して何かが抜きん出ているわけではないが、ロンスパ向きの馬に見ているので舞台適性は高そう。

タガノパッション 牝6 (栗)武幸厩舎
最終追い切りは舌を出していて走っていたのと、L1F上がりかかっていたのは気になりました。陣営コメントでは「時計にはこだわらなかった」とのことですが、決め手が魅力でもあるのでピリッとさせる仕上げの方が理想には思う。あまり負荷をかけないリズム重視の厩舎なので何ともですが。
逃げ馬がどれくらいのペース刻むかにもよるものの、追走に脚削がれそうで決め手はあるもののどうだろう。前がバテバテになれば浮上の目もありそうにも思うが今回はそこまで評価できず。

ピンハイ 牝5(栗)田中克厩舎
1週前は折り合いつけつつ、ラストはじんわりと加速。前肢は肩から動かせていて動き○最終追い切りは坂路でやや上体は高いも、ブレもなくよく集中できていて、フットワークも良かったです。好走時は併せ馬で追い切ることが多いので今回は単走のみは気になるものの、テンション考慮してのことかもしれない。
時計が遅いのはこの厩舎の特徴でもあるので気にしないとして、動きそのものは良くメニュー以外で気になる点もなく。脚質的に展開に左右されるところがあるので、そこは流れ次第にはなるが速い流れの中での差しは本馬の好む条件に思いますし展開が向いてくれれば。

最後までお読みくださり有難うございます!
最終見解はYouTubeまたはnoteで配信しますのでそちらも併せて宜しくお願いします。
この記事を書いた人

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