新規開業厩舎 2025

2025年新規開業厩舎まとめ

2025年3月5日付けで9名の調教師が新規開業。注目が集まりそうなのは、JRA初の女性トレーナー前川恭子調教師、元騎手の秋山真一郎調教師、田中勝春調教師でしょうか。経験豊富な敏腕トレーナーも多く活躍が楽しみです。

美浦

浅利英明 厩舎

元調教助手で加藤征厩舎に従事、ノンコノユメを担当しGⅠ勝利の実績あり。2005年に社台ファームに入社していることから社台系のバックアップもありそうですね。マネージメント力の高い加藤征厩舎出身ということで美浦の注目株かもしれません。

田中勝春 厩舎

宗像調教師の引退に何とか間に合い、３度目の調教師免許試験で合格。合格前から藤沢和元調教師のもとで勉強したりと、準備に抜かりなく。宗像師の管理馬ほとんどを引き継ぐ格好になり、良いスタートが切れそうです。

柄崎将寿 厩舎

親子3代にわたるトレーナー一家。元JRA騎手の柄崎将寿師、2010年12月に引退した後、柄崎孝厩舎の調教助手を務めた。その後、和田正厩舎→古賀厩舎と移籍。

栗東

秋山真一郎 厩舎

元JRA騎手、騎手生活を続けながらの調教師試験一発合格。騎手現役時代には、JRA全10場重賞制覇を果たした功績もある。技術調教師の間は武幸四郎厩舎で研修を受けていました。

前川恭子 厩舎

JRA初の女性トレーナーとしてデビュー。調教師免許試験合格した時から注目を集めていました。その後は矢作厩舎で研修、海外遠征にも同行したようで技術調教師として中身の濃い1年を過ごせていそうです。矢作イズムを継承する女性調教師の誕生、活躍されるのが楽しみです。

佐藤悠太 厩舎

日本獣医生命科学大学で動物栄養学を専攻し、飼料について勉強されていたそうです。乗馬技術も高く、卒業後はノーザンファームしがらきへ就職。この時にジェンティルドンナを馴致から育成まで携わったとのこと。アイルランドでの研修経験を経て、田中章博厩舎に所属。その後は寺島厩舎へ移籍され、キングズソードを手掛けJpnⅠ優勝の実績。

調教師試験は何度も落ちたようですが、悲願の合格となり開業へ。祖父・父共に競走馬育成に携わってきた家系。調教師としての経験・知識も豊富な方でどんな厩舎になっていくか興味深い。

東田明士 厩舎

こちらも5度目の挑戦で合格。2015年から池添兼雄厩舎で2023年3月からは緒方厩舎で調教助手を務めた。父は元騎手で現調教助手、音無厩舎に従事していましたが今回の解散で息子のサポートに回るのでしょうか。父も調教師試験を受験するも合格に至らず、息子がその道へ。

音無厩舎の管理馬も多めに東田厩舎へ転入されており、良いスタートが切れそうです。

井上智史 厩舎

2007年にトレセン入りしてから、松永幹厩舎にて従事。1年目からセレスハントを手掛ける。松永幹厩舎からは斎藤崇調教師が活躍されていますが、いまやリーディング上位をとれるGⅠトレーナーにまで成長。ミッキー一派として井上師にも期待がかかります。

加藤公太 厩舎

6回目にして調教師試験合格、52歳のオールドルーキー。美浦・栗東と転々として調教助手を務めたが2010年からは大久保厩舎に所属し、チュウワウィザード・スマートレイアー等を手掛けた経験あり。技術調教師としての研修期間は、競馬学校で同期だった木村哲也師のもとで研修を積んだとのこと。木村厩舎もいまや世界一の馬を手掛けた厩舎、熟年の経験に最新の育成ノウハウが加わってどんな化学反応が起きるか。

★Instagramでも配信しています！こちらも宜しくお願いします。

この記事を書いた人

勝馬当子

競馬予想家歴4年目
Twitterフォロワー1万人超
YouTube登録者5000人超

調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

最新の投稿

• 地方競馬2025年3月12日【高知ファイナルレース】3月12日（水）の展望
• 競馬コラム2025年3月4日新規開業厩舎 2025
• WIN5研究2025年2月14日【WIN5予想】2月16日（日）回レース展望
• 競馬2025年2月9日【中央競馬】2月9日（日）無料予想公開