阪神での開催も今年で最後の京都記念。
G2らしく2022年ダービー馬に有馬記念馬出走で豪華な顔ぶれに。皆さんの注目度も高いレースなので調教全頭診断してみましたので、予想の参考になりましたら幸いです。
アフリカンゴールド
前走5日後から運動開始。昨年よりも速い時計で一杯に追われていました。L2F23.2秒と良く伸びていました。最終追い切りも一杯に追われていましたが動きは普通。昨年と比較すると時計は出ているのですが、動きは昨年の方が良かったように見えました。
インプレス
12月半ばから乗られて量は豊富に乗り込まれていて。時計は出ているのですが、促されて動いているように見えてもう少し軽さが出ても。2週前にも坂路自己ベスト出ており、とにかく強めの負荷かけて時計は出しています。最終追い切りも時計は良かったものの内へモタれ気味でブレていた点は気になって。
エフフォーリア
1週前は加速スムーズで重苦しさはなく。加速もスムーズで良かったと思いましたが、もう少し末伸びると良いかと思いました。映像に映りきっていなかったですが、併せ相手交わした後もしっかり追われて負荷はかけていたのでこれが良い方に出るか。
最終追い切りも軽さで併せ相手楽に交わしており、リズムの良い走り。手前替えないところや迫力面の物足りなさは感じますし、絶好期と比較するとまだ戻りきっていない感じも軽い動きが出来ていた点は前進か。終いが伸びてくるともっと良さそう。
キラーアビリティ
1週前は首の使い方も良くリラックスして走れていました。5F目から13秒台のラップを刻んで綺麗な加速ラップ。最終追い切りは抑えるくらいの手応えで四肢の伸びも良かったです。時計は先週出していましたし、今週は控えめ。1週前がこの馬にしては大分意欲的な追い切り内容だったのと、折り合い面が改善されてきたように思えその点は○
ドウデュース
直線向いてギア入ってからの加速は流石。重心も下がって脚を振り上げるようなフォーム。12月末から本数は乗っていて後半2-3Fの区間加速3秒で最後まで加速できている点評価。最終追い切りはポリトラック単走でしたが、回転の速いフットワークで重心も下がっていましたし、良化途上とコメント出ていましたがやはり動きは良いですし、個人的にはダービー時よりも今の方がフォームが好み。
中間の追い切りでもL1F11秒台のラップで終いよく伸びています。本馬のキレ味が活きるレース・馬場か…ではありますが、動きの良さでいうとやはり目立つ。
プラダリア
1週前は強めに追われて動きも機敏。綺麗な加速ラップ刻めていました。中3週でも元気良さそうです。最終追い切りも派手な時計ではないものの、一歩一歩が丁寧な動きで脚力しっかしていましたし、四肢の伸びも良い。後半3Fから13秒台を刻んでの加速ラップで充実した内容に思います。
マテンロウレオ
1週前は追われてからもうひと伸びが欲しい感じで物足りなく。途中のラップの刻み方もチグハグでその点も気になり。日曜に追われた坂路ではL2F23.7秒と鋭く伸びていたのですが、コースだと折り合い面なのか終いがいまひとつ伸びない。最終追い切りも追ってからの反応が…調教から良い評価はしづらく。
ユニコーンライオン
1週前は自分でリズムとって走れており、促してからの反応も良い。少し硬い感じもしましたが許容範囲に思います。ただL1Fが12.1秒と終いにかけて加速しきれなかった点は気になり。
最終追い切りはコースで一杯に追われて仕上げ。反応も良く特に割り引く点もなく。先週・最終と6F目から14秒台を刻む前傾ラップでの追い切りで、最終追い切りは最後まで加速ラップを踏めていて良く動けています。1/26にも坂路で速い時計出していますし、調教は十分でしょう。あとは自分の競馬に持ち込めるかどうか、同型との兼ね合いになりそう。
ウインマイティー
昨年末と比較すると時計は物足りないも、コース外めで追われて首の動きは良く体も使えていました。特段良い動きとも言えないですが、それなりにかと思います。
キングオブドラゴン
最終追い切りは坂路軽めで上体高くしたまま登坂していたが、後半はよく伸びており力強い動きを見せた。1週前も映像はなかったですが、52.5秒と速い時計出していました。坂路のみで調整してコースはなし。本馬はいつも調教メニューはまちまちですし、最終に強く追うこともあれば軽めで済ますことも。前走は最終追い切りが再試験兼ねての調教で日経新春杯2着と好走しているので、常識で考えてはいけない馬。加速ラップ踏めていますし、動きに力強さあって元気に思います。
中3週のローテですが前走後すぐから乗り運動再開していて、乗り込み量は豊富。調子は良さそうです。本馬も前で競馬したいタイプですし、折り合い欠くことなく運べれば。
マイネルファンロン
口向きの怪しいところと、追ってからの伸びが良い時と比較すると物足りなさはありましたが脚捌きは軽快でした。坂路・コース併用で加速ラップも踏めていますし、調教内容としては良いと思います。もっと動く時を知っているのでそことの比較だと高い評価はしづらい。
ラストドラフト
調教は良く見せる馬で、今回も元気も時計は平凡で。調教量は多いですが特に上昇した感じもなく。
スカーフェイス
調教映像がなし。最終追い切りは坂路一杯に追われて51秒台の好時計。近走速い時計での追い切りがなかったので少し前進か。CWコースも長めをやっていないので、気になりますが過去にも坂路だけで仕上げたこともあるので時計出せたならまずまずか。一時期本格化してきたと見ていた馬ですが、このメンバーで開催初週の阪神は合うと思いにくく。
<調教から注目したい馬>
・キラーアビリティ
・ドウデュース
・プラダリア
(※順不同)
以上になります。
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この記事を書いた人
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