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【競馬コラム】連闘ローテの狙いどころ−実レース編 #3

予想手法

先週も「連闘馬」の動向ウォッチしていました。
先週は試しにどの連闘馬が好走するか予想してみようと思い、狙いを定めてみました。



結果は…



2023年2月11日(祝)
阪神3R



見事的中!しかも勝ち切ってくれました!




この馬に目をつけたポイントは、記事内でも触れていますが


①前走良化が見られた点

②「馬体重を絞りたい」とコメントでずっと述べていた点



でした。前走内容で良化が見られた馬は、そのままの勢いで好走する可能性がある話は前回までの記事で触れました。本馬もそれに該当しそうだったので着目してみたわけです。



当日は-6kgと連闘策の甲斐あって、560kg近くあった馬体を絞ってこれました。(といっても560kg超えの馬にとっての6kgは誤差のレベルかもしれませんが)ただこの馬の場合、鞍上の好騎乗もあって押し切れたようにも思います。800m過ぎあたりのところでペースが緩くなるのを見越してか、鞍上が強めに促していき番手まで進出。その後も逃げ馬にプレッシャーかけるように追走して直線交わしてそのまま押し切りました。



ここで新しい疑問が。
今回鞍上、小沢騎手から岩田康騎手へ乗り替わりでした。よく「馬7:騎手3」という格言めいたものは昔から聞きますがわたしもどちらかというと、競馬の競走において騎手よりも馬の能力の方を重視しているので競馬予想では騎手のファクターは弱めです。(たまに騎手の差を痛感することもありますけどね)


なのであまり意識もしなかったですが、今回のようにより技量があると思われる鞍上に乗り替わった場合の成績はどうなるのだろうと。データ出してみた結果がこちら。


※~2022年1月1日までの連闘馬成績データ



技量のある騎手の定義が難しいので、リーディング上位の騎手に乗り替わった場合を鞍上強化としました。上の図カッコ内の数字が小さい方がリーディング上位の騎手で、[02]がリーディング1-10位の騎手になります。

馬7:騎手3と言ってもやはり数字で見るとより成績上げている騎手に騎乗して貰った場合、連闘でも成績良いことが分かります。これちなみに全部が全部1番人気でもないので、特に一番上の複勝率64.3%は優秀な数字。


以前に騎手の乗り替わりは△で、継続騎乗の方が成績が良い。前走騎手はソフトな乗り方をする騎手の方が疲労の心配がなくて良いというような記事を書きましたが、「鞍上強化の場合は好走率上がる可能性」も付け加えておきます。



連闘で使う理由の1つとして、騎手のスケジュールに合わせての出走も考えられるのでトップジョッキーが騎乗した場合は特に勝負気配高いのかもしれませんね。


まだ同週日曜に面白い連闘馬サンプルあったのですが、またの機会にします。今週重賞多すぎてコラムに時間が割けない。まだ着目しだして日は浅いですが、狙っても良い連闘策はあるなとは思います。前走成績がいまひとつですと、連闘ローテも相俟ってオッズが乗る可能性あるので美味しいケースもあります。


1つのこと掘り下げていくと競馬予想の面白み深まると思います。皆さんも自分で気になったこと追究してみては。では今週末も競馬楽しみましょう!









この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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