さて、金杯で乾杯!
今年も競馬ファンが息荒くして楽しみにしている金杯ですね。京都金杯の方が馬券妙味ありそうと見ていますが、中山金杯の上位人気馬の取捨に悩まれてる方多いと思ったので調教からどう見ているかお伝えしようと思いブログを書きます。
中山金杯過去10年の払戻一覧。
爆荒れとまでいかないですが、最近はやや波乱傾向。ハンデ戦で人気も割れやすくそこそこ配当ついていますね。
過去5年のレース傾向
2022,2021年は似たようなレースラップで前半62秒、後半58秒前後のかなりのスローペース。2020,2019年は11秒台のラップが連発してよどみないペースでマイル質なレースに。2018年はまたスローペース。
と、その年のメンバーによって傾向は異なります。今年のメンバーですが是が非でも先手とりたい馬は不在。Cコース替わりですしそこまで後ろを警戒する必要もなさそうなので、エヴァーガーデン/クリノプレミアム/コスモカレンドゥラあたり出していくかもしれないですが、わたしは過去2年に近いレースラップになるのではないかと予想します。
・緩急のあるレース
・マイラーが好むような速いラップが続くレース
とでは好走しうる馬は変わってくると思っています。ただ、どちらのペースでもこなすタイプもいますし、能力が抜けていればどんなペースでも対応できることもあります。緩急のあるレースでは急な加速に対応出来ないという馬もいますし、マイラーが好むような平均ラップの速いレースになると基礎スピードの足りない馬は追走するだけで力尽きてしまいます。
ただ、このペースを決め打つのはわたしも難しいと感じるところなので、この前提が見当違いですと印打った馬全滅ということもあるのでそこは賭けになりますが。
調教診断
想定1番人気 マテンロウレオ
前走中日新聞杯から休みことなくすぐ様コース追い切り開始。馬也で軽い運動のみですが本数は豊富。1/3の最終追い切りだけCWコース81.7秒と時計を出していました。L1Fが12.0秒と伸びきれなかったものの全体時計81.7秒自体がこの馬にしては速い時計ですので内容は悪くないかと思います。調教映像がなかったので、時計と内容からでしか判断できないですが。
前走もかなり乗り込まれていたので調教量を評価しましたが、今回も中3週でも乗り込み量は十分。特段良くなったとも評価しづらく。後方で折り合いに専念するのは諦めたのか休み明けから2戦は前めでの競馬。前走まだ行きたがる素振りを見せていたので、折り合いは課題になりそうですが、その点はコース長めでしっかり乗り込んでいるので改善されている…かもしれません。映像がないとこの辺が分からないので難しいです。
想定2番人気 ラーグルフ
12/21は鞍上乗っているだけの軽い運動でしたが、自らグイグイ引っ張っていましたし前肢の回転良く動きに重厚感がありました。12/31はやや上体は高めも変わらず回転の良い脚捌きで動き良く。良く言えば重厚感があって力強いのですが、もう少し軽さも欲しいかなとも思いました。冬の中山ですしスピードは問われないと思いますし、近走はポジションとっていけるようになったのでこれくらいの動きでも割り引くことはないかと見ています。
想定3番人気 アラタ
頭高くしていた点と手前が替わらなかった点は気になりますが、11月末から在厩調整で年跨いでの変則開催ですしそこまでビシビシ追い切りしなかったのか。この馬にしては時計も出しておらずで、格下相手を大きく追わせてラストは11秒台と伸ばしてはいるものの、調教から上昇気配とも思えず。
相手なりに堅実に走る馬ですが決め手に欠けるところもあるので、取捨は悩ましい。
以上上位人気馬の調教診断になります。調教からはそこまで食指が動く馬はおらず。マテンロウレオは1枠と先行するのであれば好枠に入りましたが、上でも触れたように気性的に難しい面あると思いますし、前走は横山典騎手が上手く乗った感が強くて和生騎手に乗り替わってどうか。この3頭の中ではラーグルフを最上位評価したいです。
最終的な印&買い目はnoteにて公開します。
オープンチャット付きの月額マガジンも1月から復活させますので、ご興味ある方はそちらも宜しくお願いします。
本命◎はYouTubeにて公開!買いたかったけど枠が良くなく断念した注目馬もおまけで紹介してます。
この記事を書いた人
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。
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