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2023年11月26日(日)第40回ジャパンカップ
今週末行われるジャパンカップの追い切り診断記事になります。調教映像・時計・負荷・メニュー等から総合して独自の判断基準で評価したものになります。
2023/11/12 京都11R エリザベス女王杯
②ルージュエヴァイユ(5人気13.3倍)2着
2023/11/19 京都11R マイルCS
⑤ジャスティンカフェ(7人気27.5倍)3着
想定1番人気 イクイノックス
1週前はコース内めを馬也で。併せた相手が2歳馬なのですぐ追いついてしまい、こちらの手応えと前進気勢が目立ち。時計は通ったコース思えば普通で、動きは丁度良いところで併せ相手と重なって見づらいですが、気持ちも乗っていて良い雰囲気に見えました。
最終追いは直線迎えるまでゆったり回ってきて、3頭併せの真ん中仕掛けてからスッと伸びて反応良好。先週よりもメリハリのついた調教内容で中間の坂路も52.7秒を馬也でマーク。天皇賞秋の激走後の臨戦でデキ落ち等気になるところも、馬也で楽に好時計を出せているあたり大きくデキを落としていることはないかと思います。
改めて本馬の成績を眺めると圧巻。もったいないのはクラシック2戦落としていること。その2戦もほぼタイム差なしのようなもので、少しの運だけ。それ以降は運も何もなく圧倒的なパフォーマンスと絶対的な力を見せつけて勝ったレースばかり。
正直天皇賞秋までは、まだ他のメンバーレベルが…とか他馬の調子が整ってない中だから…とも思いましたが、東京芝2000mが本馬にとってベスト舞台だったにしても衝撃的な強さでした。陣営も前走の疲労については慎重に見ているようですが、調教メニューも多少負荷は違うもいつも通りのルーティンをこなせていますし順調にきているのでしょう。
評価:B⁺
想定2番人気 リバティアイランド
1週前は特に乗り手が何を指示するわけでもなく、軽く促す程度で馬の気持ちに合わせるような追い切り。前肢もしっかり動き、後肢の蹴りも力強く。速い時計でないも綺麗なフォームで動けていました。
最終追いも強く追わずで補助程度に促すくらいも、自ら加速していき楽に併せ相手を交わしていき。速い時計での追い切りを過去にあまりしていないので、今回の80.7秒は自己ベスト。軽く走ってこの時計が楽に出るのは流石で、過去レース見てもまだ本気で走ってない感でまだ底を見せていない。
ミーハーのようなデータ出しますがジャパンカップ×3歳牝馬は成績が良く【2-4-2-21】複勝率27.6%でこのうち三冠牝馬の場合【2-0-1-0】史上7頭しかいないのと、この3頭もジェンティルドンナ・アーモンドアイ・デアリングタクトの3頭なので歴史に名を残す名牝。3歳の世代レベルが仮に低かったとしても(個人的にそこまで低いものと思っていない)オークス史上2位の時計で6馬身差Vは過去の三冠牝馬以上の可能性もありそうで。
評価:A
想定3番人気 スターズオンアース
1週前は少し動きに硬さも感じるも、抑え気味での併せ。並んでから少し促して加速スムーズで反応は良く。最終追いはしっかり追っての仕上げ、右脚の動きがもう少し力強さ欲しい気もしましたがオーバーワークかと思うくらい気合の入った追い切り。先週「もう少し負荷をかけたい」ようなコメント出ていましたが、WコースL3F35.9秒は自己ベスト。ビュイック騎手を背にやりたい追い切りが出来たのではないかなと思います。
ビュイック騎手を乗せてこれだけ強い追い切り出来ているので脚元の不安も気にしなくても良いか。本馬も複勝率100%の馬。オークス勝ちも2022年はスローペースの瞬発戦でマイラー寄り向きなレースであったにしても優勝実績もあり。ハイペースの縦長の展開は未経験なので(今回そうなる想定をわたしはしています)一頓挫あった点と合わせて気になるところ。
評価:B
想定4番人気 ドウデュース
前走後すぐからCWコースキャンター程度で9F本数消化。1週前はCWコース一杯に追われ終いもよく伸びてL1F11.1秒。時計・動き共に前回同様申し分なく。前走は重め残しで肩周りの筋肉量も多かったので、その辺がバランスよくなった分軽さも出たように思います。
最終追い切りは、いつものポリトラック調整。前走は久々だったことも意識して坂路で気合つけて送り出していましたが今回はいつも通り。抑え気味で右手前で走っているところあるも、程良い動きで良かったかと思います。
評価:B⁺
想定5番人気 タイトルホルダー
1週前は時計を見れば十分ですが、強めに追った割に併せ相手の方が手応え余裕で万全のデキにはもう一歩な面は見られ。最終追い切りは、先週追った分か今週は馬也でも楽に動けていました。調子の悪い時はもっと動かないので万全とは言わないですが、8分くらいのデキにはきていそうで。
ただ今回は美浦坂路が復活して今までやってきたメニューをこなせているのは、大きくプラスに思います。天皇賞春は競走中止で、オールカマーは復帰緒戦探り探りでの仕上げだったこと考慮すると今回は併せもやれています。パンサラッサの参戦でハナ切るのは難しくなりますし、ひとまずパンサラッサと後続の間につけるであろう目標が本馬になりそうで立ち回りが難しくなりそう。流石にイクイノックス、リバティアイランド、スターズオンアース他の強襲を振り切るのは厳しそうで。
評価:B
※B⁺寄りのBです。
好調教馬①
このコーナーは上位人気馬以外で調教良く見えた馬をPick Upしています。
⑧パンサラッサ(執筆時 想定8番人気)
1週前、3頭併せ真ん中から直線仕掛けてからの反応が流石の一言。この動きを見て矢作師も即ジャパンカップ参戦を決めたようですが、それぐらい目立つ動き。11/19(日)にもCWで78.9秒の速い時計をマークしていて、日曜日なので栗東CWコースは左回りの日。本番見据えて良い練習が出来ているかと。最終追いの坂路でもブレない登坂で終いもしっかり伸びていて状態は整っているかと思います。
右前繋靭帯炎を発症、最低3ヵ月の休養が必要との診断が下り、予定していた英GⅠサセックスSは回避。次走予定をチャンピオンズカップにしていましたがジャパンカップへ変更。3ヵ月の診断なので程度としては軽い部類だったとは思いますが、前走から休養期間も挟んで約8か月ぶりの実戦。いつも通りの戦法ならかなりのハイペースで逃げるでしょうし、一度も成績を出していない2000m超のコース。直線部分と平坦+下り坂の多いコース形態にしても、このメンバーを振り切るのは厳しそうで。
ジャパンカップはファン向けの出走で、ここ1戦んで年末の東京大賞典が本番かとも邪推してしまうも、策士矢作先生がここを使うと決めたのだからそれなりの公算があるのかなと。本馬をまず1頭目に好調教馬で挙げます。
好調教馬②
⑩ダノンベルーガ(執筆時 想定6番人気)
攻め量は昨年の天皇賞秋→ジャパンカップと比較して大分少ないです。負荷も馬也で軽めのもので、調教内容からは高評価できないですが、動き自体は全身良く使えていて一完歩一完歩が丁なフットワーク。遅い時計でも綺麗に走れている点評価したいですし、2週続けてモレイラ騎手に乗ってもらい最終追いも微調整の為に騎乗しに来ていました。堀厩舎のいつもの追い切りパターンですと、1週前強めでやって最終は助手さんで軽めが多いですが今回は最終も騎手。
攻め量は足りないものの雰囲気が良かったので本馬もPickします。調教や前走パドックの感じでも天皇賞秋で何とかしないといけなかったようにも思いますが、長い脚使えるタイプでなく昨年も残り300mから上位馬の中では一番先にギア上げて動いていくも、残り100mのところで脚色鈍ったところを外国人騎手に挟まれる不利。不利がなかったにしてもあれ以上伸びる感じもなかったのでやはり道中いかにロスなく回すかと、脚の使いどころが難しい。デキもあまり良くない…と囁かれていますが(この調整内容ではそう判断するのも仕方なし)、天皇賞秋はパドック見ても歩様のバランス良くなっており古馬になって良くなっているようにも思います。
万全◎の推奨ではないですが、本馬も好調教馬2頭目としてPick。
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この記事を書いた人
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