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【菊花賞 2024】牡馬三冠最終戦 有力馬追い切り  

競馬

2024年10月20日(日)第85回菊花賞(GⅠ)

想定1番人気 アーバンシック

アーバンシック (Urban Chic) | 競走馬データ - netkeiba
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前走セントライト記念はルメール騎手完璧な騎乗で快勝。春と比較すれば、前の位置とれたのが前進ですし追ってからの反応が良かった点、皐月賞の直線のようにモタれるところも見せずでした。この走りが出来るなら本番でもと思うものの、セントライト記念は逃げ馬がおらずヤマニンアドホックがつくった緩い流れ。スタート出たことであと仕掛けるだけのレースだったので、上手く事が運び過ぎた感もあります。

前走は坂路51秒台にWコースでも力強い伸び脚を見せていました。馬場入りをごねる等まだ幼い面は残していますが、それでも結果出したので多少の気性は個性として問題ないのかもしれません。今回は前走ほどの坂路時計ではないものの、中間は52.2秒の加速ラップ。WコースもL2F11.9-11.9秒連続、数字ほどの動きには見えなかったも前走の疲労とこれから長丁場挑むこと考慮すればこれくらいでも。

上体の高さはこの産駒特有のものと見ています。馬体が成長してきてどこかで沈むことがあるのか…ですが、父スワーヴリチャードもこういう走りをしていた馬なのでこのままかもしれません。上体高くて脚力強い馬はステイヤー向きではないと個人的に思っています。春からの成長は前走で窺えたので有力馬の1頭にはなりますが本命◎まで打ちたいかは…。

想定2番人気 ダノンデサイル

ダノンデサイル (Danon Decile) | 競走馬データ - netkeiba
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神戸新聞杯を使う予定もあったようですが、適性面からパスして夏場は全休→直行路線を選択。2024年ダービー馬が二冠を狙う。ひと夏越して馬体も成長して戻ってきたようで、フォトパドック見ても腹周りがどっしりして随分と逞しくなり、パワフルな見た目。

9月半ばから併用で追い切り消化しており、横山典騎手も追い切りつけにきてよく乗り込まれています。ここ2週はCWコース79.0→78.1秒の好時計をマーク。大きなストライドで追っての反応も良いですし、時計も十分も少し重厚感があるように見え。この調整を経て最終追い切り軽さも見られると、良いかと思います。

想定3番人気 メイショウタバル

メイショウタバル (Meisho Tabaru) | 競走馬データ - netkeiba
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神戸新聞杯は絶妙なペース配分で後続の追撃許さず逃げ切り。本馬の良いところは道中緩みをつくって、直線もう一度加速して上がりの脚も使える点。後続が前半付き合うことを避けるとこっちのもので、後半にかけようとしてもリードつくっている分メイショウタバルを捕まえきれないんですよね。

これが前走起きた現象なのですが、前走はトライアル。中京芝2200mのコースで前半から逃げ馬に勝ちに行く競馬は後のダメージ考えたら、神戸新聞杯がメイチでもない限り動きづらさはあったかと思います。ただメイショウタバルも春よりも溜め逃げが上手くなって、コントロール利くようになっていたのでオーバーペースで走られるかどうか騎手も読むのが難しいかもしれませんね。もし、道中ペース上げて逃げれば付き合った方も潰れます。その辺上手く付き合いながら運んだのが2着馬ジューンテイクでした。

さて、神戸新聞杯が巧みな逃げでしたという話はここまでにして、追い切り。今回中3週で間隔詰まっていますが前走6日後から追い切り再開しており、併用で本数もよく乗り込まれています。今回も併せができているのは好感。馬体併せていたというより、単走に近い形で楽に抜け出していきましたが単走でなく折り合いついていたのも好感。時計も前走に近い時計でCWコース走っていますし、加速ぶりもスムーズで終いも伸びていました。

この間隔でもこれだけの攻めをやれるのはタフな馬。ただ今回はGⅠ流石にマークも厳しくなると思われます。先行してきそうな馬がやらしく乗りそうな騎手でもあるので。勝ち筋見出すなら、前半大逃げの手を打つと見せかけて馬群縦長にしたところで緩めて…になるでしょうけど、浜中騎手が上手くペースコントロールしないと難しそうではあり。

勝馬当子
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勝馬当子
勝馬当子
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