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【重賞攻略】キーンランドカップ予想

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第19回 キーンランドカップの予想展望

出走登録馬

※netkeiba様より引用

しばらく絶対的な存在が不在のスプリント戦線ですが、その中でも安定した成績を誇るナムラクレアは昨年覇者で斤量も据え置き55kgでの出走。じっくり調整を積んできた良血、心身ともに整って本格化の兆しのサトノレーヴ。久々の国内参戦、NHKマイル3着以降は海外で武者修行積んできたオオバンブルマイに、3歳世代からは桜花賞5着のエトヴプレが参戦。

なかなかにバラエティ豊かなメンバー構成で予想しがいのあるレースとなりました。

門別競馬予想

札幌芝1200m コース概要

キーンランドカップ

函館と比較するとコーナー部分が大きく丸みを帯びたコース形態。直線部分が短いのでよく「小回りコース」と表現されることもありますが、正しいようであり他場の小回りとは少しニュアンスは異なるかと思います。

コーナー角がきつくないので減速せずに回っていくことができますし、立ち回りの器用でないタイプで回りやすいコース。スピード落とさず走れる分息の入る箇所があまりなく、スピードの持続性が求められます。脚も溜まりにくいので差し馬は仕掛けのタイミングが難しいですし、前に上手くペースコントロールされるとそのまま振り切られることも。

キーンランドカップの過去傾向

2023年

キーンランドカップ

内の馬場が荒れてほとんどの馬が大きく開けて走っていました。外にも振られたくなく隊列はコンパクトなまま。スタート良く先頭に立ち馬場の良い部分を最短距離で回ったシナモンスティックの逃げ粘りと、この年のメンバーであれば負けられないナムラクレア、地力の高いトウシンマカオと割と順当な結果に。

2022年

キーンランドカップ

この年も内の馬場が悪く、内を大きく開けてのレースでした。各騎手外への意識も強く4角~直線大きく広がったのが印象的でした。その中でも荒れた馬場を苦にしない脚力のあるヴァトレニが終始インを通して粘り込み、外へ持ち出した馬は差し届かず馬場の綺麗な部分の境目を上手く通してきたウインマーベルが抜け出したところをぽっかり空いた内を突いてのヴェントボーチェが差し切りV。

この年は騎手の判断力とコース選択の差が大きく出た年かと見ています。ルメール騎手が落ち着いて内に賭けたセンスが光ったレースで記憶によく残っています。

2021年

キーンランドカップ

この年は内馬場もそこまで目立って荒れてなかったですね。メイケイエールがよどみない流れで引っ張り、スタートも良く斤量も軽かった3歳馬レイハリアが内で残り、あとは外からの差し馬強襲。この年はWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)の開催取り止めになり、いつもの日本人騎手のみでのレースでしたし、見慣れたレース展開。

キーンランドカップ馬場傾向

例年内の馬場が悪くなってくる時期で、土曜→日曜とレース進むごとに外差し傾向強まっていく…が例年の傾向なのですが今年は開催中に降雨も少なく芝のダメージがあまり見られない。先週(8/17,18週)も新馬でレコード時計が出るほどで、昨年の新馬戦と比較しても2.3秒速い時計。

2023年8月19日(土)札幌5R新馬はラヴスコール、ラーンザロープスが1,2着のレースで後に重賞でも善戦しておりメンバーレベルはさほど低くなくてこの時計なので今年がいかに時計の速い馬場か分かる。

札幌競馬場 土日の天気予報

札幌競馬場
札幌競馬場

金曜日は夕方から少し雨が降るようですが、土日共に晴れの予報。先週の馬場状態から大きく悪化することはないと予想しています。時計勝負になれば内前通った馬の方が有利でしょうし、力のある馬でないと時計の壁が出てくるかと思います。今年は乗り役も豪華なので騎手の攻防も見物ですね。

キーンランドカップ追い切り評価

スプリント戦の追い切りはどの馬も動くので追い切りから優劣つけるのは難しいところ。今年に関しては馬場状態も良いですし、騎手のレベルも高いので馬の状態よりも立ち回り次第になりそうにも見ています。その中でも目立つ動きの馬は…

サトノレーヴ

1週前は不良の函館Wコースを走ってるように見えないほどの動きで、よくグリップも利いていて力強い動きを見せていました。最終追い切りでも抑えきれないくらいの手応えで、脚の回転も良く総じて動き良好。併せを入念に消化しています。間隔詰めて使えるようになり、体調も安定。前走と変わらず高評価としたいです。

ただデビューから【6-1-0-1】と連対率87.5%と綺麗な馬柱な上に鞍上レーン騎手と人気しそうな要素しかないのでオッズ的には渋い。

ゾンニッヒ

近走は体調安定して良さそうで、今回も1週前持ったままでもキビキビとした動きで、回転の速い脚捌きですっかりスプリンターな走り。最終追いは川田騎手が感触掴む程度の調整で軽め、追ってないのであれですがもう少し伸びて欲しい感はありましたが1週前がよく動けていたので、そこまで動かす必要もないのでしょう。良い状態で臨めると思います。

セッション

前走も追い切り動いてたので何ともなのですが、今回も前肢の可動域大きくよく動けていました。コーナーも減速することなく勢いよく入って併せ相手を大きく追走させてL1F12.3秒で〆。今回ブリンカー着用+外国人騎手起用で変わり身に期待したいところもあり。枠がどうなるかと思ったのですが、大外枠。いつ激走されてもおかしくないと思うくらい動いているので難しいところですが、気になる1頭です。

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勝馬当子
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この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
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