2024年10月14日(祝)府中牝馬ステークス結果
約11か月ぶりの臨戦プレイディヴェーグ、今回のメンバーの中でも最重量を背負っても2着馬に1 1/4馬身差の快勝。久々に出てきてもこの着差は圧巻、キレ味もそのまま上がり最速32.8秒。
走破ラップ
【12.7-10.9-11.5-11.8-11.8-11.9-11.7-11.4-11.0】
前半:58.7秒 後半57.8秒
コンクシェルは大逃げ馬のイメージありますが、初速毎回速くないんですよね。しばらくしてから先頭に立つのですが最初の1ハロンは12.7秒。道中も11秒後半のラップで緩みもあり、後半3ハロンは11.7-11.4-11.0加速ラップの瞬発戦。上位2頭は上がり32秒台とキレ味がないと厳しいレースでした。
ハーパー 15着に沈む…
春は調子も上がってこず、大阪杯にヴィクトリアマイルとGⅠ続き。今回は動く僚馬と併せ入念に復調気配に思いましたが…。当日は+20kgと減らした馬体を戻して、首から肩周りは大きくパンプアップ。見た目に逞しさ増して気配も良く見えました。スタートも一番くらいに出てしまうほどの勢いで、道中も気配良く運んでいるように見えるも4角から促しても動く気配なく。
※府中牝馬ステークス 4コーナーから直線向かうまで
レース前は友道師も「春は完全休養、ようやく動けるように」とコメントもあり、実際動きを見ても早くから動き目立っていました。ペース考慮するとバテるには早すぎるタイミングでメンタルの問題なのかもしれない。牝馬は一度崩れると立て直すまでに時間がかかることもあるので、3歳クラシックから冬まで頑張り続けたダメージは大きかったのかもしれない。
今日は休み明けで重賞にしてはペースも厳しくなかったので、もうひと叩きして変わり身を期待するか。「元々強くなかったのでは…」という声もあるが、確かにスローペースで前残りのレースが多くハイパフォーマンスしたレースはない。ただまだ馬体がしっかりしてこない中で、立ち回りとレースセンスの高さだけでこなしてきての結果なので、これまでのレースが本馬のMAXの能力ではないと見ていてまだ見限るのは早計に見ています。
晩成型ハーツクライの産駒、どこかで立て直してくることを見守りつつ絶好条件で掬いたいですね。
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