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ストームバード系とは
ノーザンダンサーの系譜を継ぐ米国型血統で、スピードとパワーに富んだ早期から活躍する産駒を輩出。始祖ストームバード自身は約70億円で取引された超良血馬。活躍馬は牝馬に偏りが出たフィリーサイヤーでしたが、直仔ストームキャットが種牡馬として成功し、ここから更に枝葉していき一大父系として広がりを見せました。
ストームキャットは日本では母父に入って大きな功績を挙げた種牡馬でもあります。有名なところでは、キズナ・リアルスティール・ロードカナロア等、日本のリーディングサイヤーを支えています。特にディープインパクトとの相性が最強で王道ニックスとして有名です。
今回はストームバード系(実質ストームキャット系)種牡馬の話をしていきます。現在日本で活躍しているストームバート系種牡馬は…
・ドレフォン
・ヘニーヒューズ
・アジアエクスプレス
・ディスクリートキャット
・シャンハイボビー
・ブリックスアンドモルタル
・エスケンデレヤ
…etc.
ざっくりと上記種牡馬の特徴を説明するなら、<ダート×短距離×早熟(成長度早い&2歳戦)>になるかと思います。※ブリックスアンドモルタルは米国芝で活躍した馬なので産駒も芝向きになりそうなので例外。
ダート×短距離で成績を出しているということは、スピード&パワーに優れた種牡馬ということが分かりますね。ただブリックスアンドモルタルも然り、これら以外にも恐らく今度活躍馬を出すであろうJustifyやエスケンデレヤ等は中距離以上でも走りますし、他でも配合次第では適性異なります。
主要種牡馬の成績まとめ
では実際の成績を見ていきましょう。
上図は過去3年ヘニーヒューズ産駒×ダート距離別成績になります。
あれ…??
ダート短距離とは?となりますね。マイル以上でも大きく成績は変わらないですし条件によっては1600mを超えた方が回収値も高くなります。
続いて、過去3年ドレフォン産駒×ダート距離別成績になります。
こちらもあれ…??距離延びた方が複勝率30%近くなり勝率も高くなっています。ドレフォン産駒はヘニーヒューズやアジアエクスプレス、ディスクリートキャット等より距離適性のレンジは広いですし、気性が大人しかったり胴もゆとりのある産駒が多い等も関係しているのかもしれません。
続いて、過去3年アジアエクスプレス産駒×ダート距離別成績になります。流石にこの産駒は1600mを超えてくると成績が落ち、短距離指向が強いですね。
アジアエクスプレス産駒からは先日の葵S(2024年5月25日(土)京都芝1200m)にてピューロマジック(牝3 安田翔厩舎)が初重賞勝利を達成しました。抜群のスタートダッシュから先頭に立ってそのまま逃げ切りV。まさか初重賞勝ちが芝で達成されるとはと驚いたレースでした。
ピューロマジックは例外かと思いますが、いずれにせよスピードとパワーで押し切る競馬を得意とする短距離向きの種牡馬かと思います。
距離適性に関しては、始祖ストームバード自身がニジンスキーと近似配合でスタミナや底力のある血統だと思いますし、ストームキャットも生前マイル中心に活躍していた馬。短距離色の強い血統ではないなので、母系でスタミナを補ったり気性の強い馬でなければマイル以上もこなします。
個人的にはJustify産駒から今後大物が出てきそうで楽しみにしています。既に先日オーサムリザルトが無傷の6連勝でエンプレス杯(JpnⅡ)勝利していますが、これからもまだ出てきそうで注目している種牡馬。ブリックスアンドモルタル産駒もワンターンマイルの鬼になり得そうで期待しています。
安田記念の時期になると毎年ストームキャットの血は注目されますね。血統面白そうだなと思う方、予想のエッセンスとして意識してみるのも競馬予想の幅が広がって面白いかもしれません。今日はここまででまた次回ストームバード系について記事書きたいと思います。
この記事を書いた人
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