ストームキャット系種牡馬 まとめ続編
本記事は【血統シリーズ】ストームキャット系産駒についての深堀り記事です。
エスケンデレヤ産駒について

前回のストームバード系種牡馬のまとめ記事を見てもらうと分かりますが、エスケンデレヤ産駒の全成績を集計してもヘニーヒューズ産駒の過去3年の出走データより少なくマイナーな部類の種牡馬ということが分かります。
2023年には青森県の同七戸種馬場へ移動し、東北での馬産の活躍を期待されていたところ2024年3月1日に心不全により亡くなってしまいました。中央競馬よりも地方競馬での活躍も目立っていましたし、とても残念なニュース。今年(2024年)デビュー予定馬は19頭、来年は10頭いるのでこの中から活躍する産駒が出てくると良いですね。

話が逸れましたが、今日はエスケンデレヤ産駒の注目条件について


さて先週YouTubeの特別コラボで取り上げたこのレース。9番人気ショウナンライシンが1着、2着も8人気サイモンザナドゥが入り波乱決着に。メンバーレベルは拮抗していたと思いますし、後から見ればこの馬戦績から今回好走しても納得ではあり。
この結果を見て改めて、エスケンデレヤ産駒×1700m成績に目を向けてみます。前回のストームバード系種牡馬の記事で取り上げたヘニーヒューズ産駒・ドレフォン産駒でもD1700m成績は複勝率30%あり、基礎スピードと持続力を問われるこの距離は得意条件とも言えるようです。エスケンデレヤ産駒も複勝率31.2%。
福島D1700mに絞ると更に成績は上がり、
【4-4-4-16】勝率14.6% / 連対率28.6% / 複勝率42.9%
これもショウナンライシンの成績が含まれているので、この馬が異様にこのコースの適性が高いとも言えますが。その他の距離では他のストームバード系産駒と比較すると成績は落ち、狙えるのは1900mくらい。非根幹距離でスピードの緩急のつかないコースがマッチするのかもしれないです。頭数も多くないですし、マイナーな血統なのであまり人気もしない産駒。出走してきた時は目をつけてみたいですね。レース前にこの考察に辿りついてこそ…なので反省です。自戒の念を込めての記事でした。

最後までお読みくださり有難うございます!
最終見解はYouTubeまたはnoteで配信しますのでそちらも併せて宜しくお願いします。
競馬予想家/勝馬当子
この記事を書いた人

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