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武蔵野ステークス-調教診断-

競馬

こんばんは!
昨日は川崎競馬場で3歳牝馬重賞「ロジータ記念」が行われたのですが、上位印3頭順番通りにハマってくれて最高に気持ちが良かったです。


【結果】
1着 スピーディキック 御神本騎手 (1人気)◎
2着 ティーズハクア 達城騎手 (6人気)〇
3着 コスモポポラリタ 和田騎手(3人気)△


◎○の評価が高かったので▲は無し、上記3頭+穴馬(注★)を1頭ご紹介していました。スピーディキックを評価するなら1番枠のレディオスターも無視しにくく、動画内には一応入れたのですが結局、調教軽かった点が引っかかりましたし当日パドックでもプラス体重で幾分立派にも映ったので買い目に入れませんでした。馬体の張りは良かったんですけどね。


そんな感じで昨晩は最高の夜でございました。

勝馬当子
勝馬当子

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武蔵野ステークス 2022-調教診断-


さて、本題。武蔵野ステークスの調教評価に進みたいと思います。










アシャカトブ
レース近づくにつれ時計を詰めてきて、最終追い切りは全体時計はこの馬としては上々ですが、最後伸びきれず格下相手に遅れた点は気になるところ。動きはまずまずも。

短評

東京の舞台は合いそうに思いますし、今回鞍上にはレーン騎手。
当騎手の東京D1600m成績は【13-9-7-25】複勝率53.7%
実力のある馬&人気馬に騎乗している(レーン騎手でオッズが上がってるのかもしれませんが)のでこれくらいの複勝率でも当然かもしれないですが鞍上のコース相性も悪くはなく。


アドマイヤルプス
前走1週後から乗り込まれていて、坂路本数も豊富でコース併用と負荷はかけています。時計が目立たないのは気にしなくて良いものの、もう少し迫力が欲しいかといったところ。首をよく使って動けていますし悪くはないですが。

短評

本馬もこの舞台はベストに思いますし、ルメール騎手継続騎乗も心強い。
前走の調教は良かったですが、当日重馬場の速い時計の馬場で追走厳しく。
今の乾燥したダートで良馬場なら。


エアスピネル
前走の南部杯5日後から乗り込まれており、9歳馬ながら元気も昔より勢いはなく。促すと後半しっかり伸びたのは良かったと思います。

短評

過去武蔵野Sでは…
2020年 3着(勝ち馬サンライズノヴァ)
2021年 2着(勝ち馬ソリストサンダー)


と2年連続善戦。

どちらもレースレベルは高く評価できるもので、好相性なレース。年齢的に大きな上積みはないも、さきたま杯→南部杯のローテは昨年と同じデキが大きく落ちているわけでもないので、相手候補に入れるか。






ギルデットミラー
前走後は一旦ノーザンFしがらきへ放牧。10月末に帰厩して乗り込み。先週は坂路52秒台で2ハロン目から12秒台ラップを出しており、まずまずの時計。最終追い切りはコース内を通って軽めでしたが、体を良く使えていましたし動きは機敏。状態は安定していると思います。

短評

ダートに転向してから上がり調子。以前は気難しい面があったり、脚の使いどころが難しかったりと安定せず。近2戦は稍重~重馬場でレースだったので良馬場でも同じパフォーマンスが出来るか。前走は内枠で力みながらも最後直線伸びてきて、レコード決着の0.1秒差2着と大健闘。このパフォーマンスが出来るのは意外でした。

My格言で「上がり調子のオルフェーヴル産駒は頭打ちになるまで狙え」があるので、悩ましい馬。




サンライズノヴァ
1週前は動きがソフトに見えて、いい頃と比較すると迫力面が足りない印象。最終追い切りは全体時計は51秒台と悪くはないものの、後半伸び欠いていたのは気になりました。2018年・2020年と当レース優勝経験はあるものの厳しいかと見ています。



セキフウ
いつも負荷軽めでコース追いにしても半マイルで済ますことも多かったですが、今回は長めでしっかり負荷をかけています。派手な時計を出す厩舎ではないので、そこは気にしなくて良いかと。最終追い切りは途中頭上げるシーンはありましたが、動きは素軽く悪くなかったです。

海外遠征明けでも疲れ等は気にしなくても良いかもしれません。

短評

前走はまた海外遠征してコリアカップに挑戦。
賛否両論あったみたいですが…確かにこのレース選択はよく分からないもののこの馬としてはベストなレースが出来たと見ていて、すんなり番手につけて逃げ馬追いながらの競馬で残り200mから距離適性考えるとバテそうなものをジリジリ伸びていたのが好感でした。やはり地力は高いのではないかなと。

地方と海外遠征の合間に出走したハイレベルだったユニコーンSで2着ですし、ここでも軽視できないかなと。




タガノビューティー
いつも強く追ったからといってビュンと加速するわけでもなく、マイペースな印象の馬。今回も同じような感じも、全体時計が速めだったので仕方ないかもしれないですがもう少しラスト1F伸びて欲しかったところ。

短評

このコースとの相性は抜群で【3-2-2-2】複勝率77.8%
なので昨年は1番人気に推されたのでしょうが1枠がアダとなって抜け出すのに時間がかかり差しきれず6着。それ以降の成績は勝ち切れないものの全て掲示板内と安定しています。

今年は1400m戦中心に使われているのもありますが、前傾ラップで最後差すだけの競馬になりやすい1400mの方が競馬しやすいかもしれないです。



デュードヴァン
先週のコース追いも最終の坂路追いも捌きが硬い印象があって、評価しにくいです。鞍上にはムーア騎手を迎えますがどうなんだろう。今年から加藤征厩舎→池添学厩舎に転籍しており、ブリンカー着用させたり積極策をとったりして前走は久々の勝利。復調気配にも思うものの調教からは強気にはいけない。


デュープロセス
2-3歳時は成績安定していたが、この年のダート路線はレベルがそこまで高くなかったようにも思う。安田隆厩舎から高柳瑞厩舎へ転厩していて、前々走あたりから調子は上向いているように思いました。今回も10月末にWコースで速い時計が出ており、先週坂路で加速ラップ。最終追い切りは手綱を引いていたせいか、体を外に向けて映像の半分まともに走れておらず。手綱を緩めてからはスッと加速していたのでチグハグな動きではありました。

毛色もあるのか毛艶も良く見えたので、この馬としては状態良いのだろうなと思います。




ハヤブサナンデクン
時計出そうと思えば出る馬ですが、今回は控えめ。体の使い方は良くて後半しっかり伸びていました。動きは悪くないと思いますが調教の感じや過去レースぶりから、走りが単調に思えマイル戦でどうだろうと思います。

短評

鞍上には福永騎手。
意外にも武蔵野Sとは相性良くなく【0-0-0-4】この過去4頭はローテ的に??な馬も多かったですしそこまで気にすることはないかもしれないですが…




バスラットレオン
調教はいつも動く馬。海外巡業明けでも影響は見られないくらい元気一杯の動きでした。CWコースは自己ベストで、手応え十分に併せ馬と馬体併せてしぶとく食い下がっていましたし、重心低く前肢の動きも力強かったです。最終追い切りの坂路も自らグイグイ登坂していてとにかく元気。

今年も恐らく先行策とると思うので向かないかとは思いますが、海外重賞でも後ろを引っ張るレースで内容は良かったので一段階パワーアップした本馬が見れる…かもしれません。


勝馬当子
勝馬当子

My格言その②
”調教いつも動く馬は自分の競馬に持ち込めた時、遺憾なく能力発揮できるので常に追う”
がありますが、レモンポップも前つけるだろうしそれめがけて後続も早め早めになるなら展開的に向かないか。それともレモンポップを追いかけても仕方ないと諦めて前が手薄になるか。本馬も保留候補。


フルデプスリーダー
時計は速くなかったですが、前向きさあって動きもまずまずでした。最終追い切りも促してからの反応が良く、馬也でもしっかり加速ラップ踏めた点好感。久しぶりに前行く馬を追走させる攻め内容を2週やれていたのは、今回想定されるレース質にもマッチしそう。

前走日本テレビ盃では、ゲート内で暴れて怪我した為除外に。元々少しうるさいところがある馬なので、気性面懸念。前走除いて2戦は楽なペースになって、前につけられた本馬に向いたレースで過剰評価はしにくい。過去東京コースでのパフォーマンスは悪くなく、距離も問題ないので悩ましい。


レモンポップ
毎回物凄いパフォーマンスを見せてくる馬。3走前の鎌倉Sの時計1.22.8(稍重)でも十分評価できる内容でしたが、前走良馬場で0.1秒更に更新。残り400mのところで他馬が促している中馬也でするする上がっていき、直線少し気合つけるくらいで4馬身差の圧勝。

今回中1週での臨戦になりますが、軽めながら坂路とコースやれていて、動きも柔らかみがあり気配も悪くなく。重賞も通過点になるのでしょうか。楽しみな1頭です。



以上、最後までお読みいただき有難うございました。
何かしらの参考になっていましたら幸いです。





この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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