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【阪神ジュベナイルフィリーズ 2024】史上初外国馬メイデイレディ参戦!

競馬

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2024年12月8日(日)第76回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)

阪神ジュベナイルフィリーズ コース概要

京都芝1600m外回りコース
今年は阪神競馬場開催工事中のため、京都での代替開催。

スピードとパワーで押し切る阪神コースと違い、立ち回りの巧さを要求されるコース。坂越えが途中にあり、ここも得手・不得手が出る。4角~直線までは平坦になるので決め手比べになりやすい。今年の京都はロングラン開催で馬場も内は見た目にも傷んでおり、先週のレースを見ても内を開けて走っているのが目立ちました。

ただあまり外差し意識して予想していると、内の馬から馬場の良いところを使って行くので外の馬はかなり外回され伸びきれないことも想定されます。(参照:下図)特に2歳馬ですしまだしっかり脚使いきれない馬も多いですし、追い切りでは折り合いもですが、脚力ある馬を注視して見ておきたいです。

※12月1日(日)京都12Rの直線

阪神ジュベナイルフィリーズ 出走登録馬

[抽選対象]イリフィ、ウォーターガーベラ、キョウエイボニータ、サンナイアガラ、ジューンエオス、ショウナンザナドゥ、ティラトーレ、テレサ

阪神ジュベナイルフィリーズ 注目馬

  -米国から参戦 メイデイレディ

メイデイレディ (May Day Ready) | 競走馬データ - netkeiba
メイデイレディ (May Day Ready)の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬、騎手・調教師・馬主・生産者の全データがご覧いただけます。

阪神ジュベナイルフィリーズでは史上初の外国馬参戦。今は検疫も楽になり、国際厩舎の評判も非常に高いようで次走の選択肢に日本が候補として入るようになったのは大きな変革。

3連勝でBCジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2着。勝ち馬レイクヴィクトリアは欧州2歳女王で無敗のGⅠ3勝馬で敵わずも、後方待機からの道中押し上げ、ハイペースの中でのものですし直線もきっちり脚使えておりレースセンスと能力の高さ窺える内容。

直近2戦がどちらもハイペースの後半持続力比べ、後方からの競馬でもメイデイレディに利があった内容ではない。序盤の出脚からマイル以上距離があった方がレースしやすいようにも見ていて、日本の時計の出る芝でマイル戦、初の右回りに淀の坂越え。鞍上デットーリ騎手は強力も超えるべき課題は多い。

  -前走BCジュベナイルフィリーズターフについて

前走BCジュベナイルフィリーズを振り返ってみると、前半ラップ【11.30-10.87-11.50-11.66-12.15テンから速いラップで入り、後半は底力比べ。メイデイレディは行き脚つくタイプではないので、後方から。ハイペースの中でも途中位置上げていけ、最後直線も脚使える機動力の高さと基礎スピード持ち合わせている馬。


2着ではあったものの、勝ち馬は無敗の欧州2歳女王でしたしそれに迫ってのものなら評価できます。陣営も「賢い馬」と評するように、馬質の高い馬でしょうし実物見ても、恐らく日本の2歳馬とは成長度が違うだろうと想像を膨らませています。

調教をメインファクターで予想していると、外国馬の評価は高くできないのですが(いつもの追い切り内容が分からない・軽い調整程度の追い切りで済ますことが多く、いつもの評価基準で評価できない)今回も12月1日(日)に行われた調整が実質の最終追い切りで、当週は追い切りやらない様子。これまでのレースぶりと完成度の高さで買う/買わないは判断するしかないですね。

買うなら本命◎打つか、切るかが妙味に思う。

  -知日派リー調教師

リー調教師の奥様は元JRAジョッキー加賀武見氏の娘。奥様も東京競馬場で勤務していた経験があるようで日本競馬との繋がりは深い。リー師がゴドルフィンで勤務していた頃は、何度か日本遠征も経験しており日本への輸送も慣れたものかもしれない。1995年安田記念では携わったハートレイクで勝利もおさめています。その後も暫く日本に滞在した期間はあり、2011年大地震の影響で帰国後諸々経て厩舎開業。

今回調教もつけていた伊藤助手は、雑誌での公募を見て志願したとのこと。日本人スタッフがいるのも心強い存在。と、経歴読ませていただくとホースマンとしてもですが経営能力にも長けた敏腕ぶりが伺えます。2歳牝馬を日本まで空輸させるのはチャレンジグなことですが、それだけ手のかからない良い馬なのでしょう。馬も陣営もとても興味深い。

阪神ジュベナイルフィリーズ 1週前追い切り評価

ブラウンラチェット

Xでも投稿しましたが、『バネの利いた走り』追い切りで動く馬を表現する時の常套句みたいになっていますが、まさにこの表現が合うような動き。2歳牝馬でしっかり後肢が入っているのは良いなと。よく動けていました。

ショウナンザナドゥ

坂路コース中をキビキビとした脚どりでブレのない登坂。時計も51.1秒でL2F11.8-11.8秒と後半しっかり脚伸ばしていました。過去実績見てもレースも上手いですし、これだけ坂路も動くなら特にケチつけようがなく。最終追い切りも順調だと良いです。

テリオスララ

コートアリシアン

加速スムーズで力強いフットワークで脚力は目立つ。動きはケチつけるところなしで、気難しそうな面はありそうも、折り合い欠くほどでもなかったですし綺麗な加速ラップも踏めているのも○

ミストレス

他の牝馬と比較してパワフルな動きが目立つ馬。軽さ・スピードよりパワータイプに思う。CW重馬場でも79.5秒の好時計、終いは12.0秒と手前フワフワ替える面があったりでキレきれなかったが、最後まで強めに追って負荷の好内容。強い追い切りが出来ているように体調良さそうです。

アルマヴェローチェ

仕掛けてグンと加速する感じはなかったが、古馬オープン相手に先着。中間も併せ入念に行われており、意欲的。この強めの攻めで最終追い切りはどんな動きを見せるか楽しみ。

ダンツエラン

軽く促すだけでも大きなトビで終いよく伸び、古馬に楽々先着。前走もよく身体を使えていて良い内容でしたが、追ってからの伸びの良い馬。1600m→1400mと短いところを使ってきた馬も距離あっても良いような走りに見える。


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勝馬当子
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この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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