【クラスターカップ 2024】注目馬追い切り

2024年8月14日（水）第29回 クラスターカップ（JpnⅢ）

出走メンバー

有力馬短評

2枠2番 ジレトール（栗東 松永幹厩舎）

母サンビスタはダート重賞で6勝あげた良血。1つずつ階段を上り今年に入りオープン入りして2連勝中。近走は差しの競馬も板についてきたところ。重賞はプロキオンS（13着）以来の挑戦になるが経験を積んで充実した今ならまた結果も違うかもしれない。

5枠7番 ドンフランキー（栗東 斎藤崇厩舎）

トップギアに入ればなかなか止まらない国内屈指のスピードを持つ馬。ドバイゴールデンシャヒーンでも遺憾なくそのスピードを発揮して2着と好走。大型馬で仕上げるのが難しそうにも思うがそこは斎藤厩舎、毎回休み明けでもきっちり仕上げてくる。海外遠征明けにはなるがデキの方は心配ないか。メンバー的にもハナはとれると思いますし、己の競馬してどこまで。

6枠9番 ケイアイドリー（栗東 村山厩舎）

海外遠征では結果は出せなかったものの、7歳馬でもまだ衰え知らず。大井1200mの序盤から速いラップを刻むコースでも善戦できるようにスプリント能力は高い。古馬になってからは休み明けいまひとつな印象も、6月後半から乗り込まれており体勢整っているか。どちらかといえばパワー型、台風の影響で当日馬場状態がどうなるか…も力要する馬場なら他の中央馬よりアドバンテージになるかもしれない。

7枠11番 クロジシジョー（栗東 岡田厩舎）

ハイペース差しが得意な馬で鋭い決め手を持つ馬。展開に左右されるところがあるのと、最後の直線も距離があった方が良い。盛岡のコースは3-4角で下って最後直線上りが待っているので、前も残りやすい。いつもの後方一気策では厳しい可能性も。力は重賞級なので斤量54.0kgで臨めるのはアドバンテージ。前に離されすぎない位置で運べれば。

8枠12番 コスタノヴァ（美浦 木村厩舎）

木村厩舎では珍しいダート馬。ダート重賞成績は馬券内なし、地方競馬も盛岡は経験ありも芝コースでのみ。新馬戦以降ダートに替わってから連対はずしたことなく。前走欅Sでは、根岸S勝ち馬に1 1/4馬身差つけての勝利。1.21.9の時計も過去10年でも1番速い時計。今回試金石となる1戦も過去レースレベルも高いものが多く、ここでもいい勝負になる可能性。他馬との比較でどちらを上にとるかになる。

クラスターカップ 追い切り評価

ドンフランキー

最終追い切り、追ってからグッと伸びる感はないが負荷はかかっていました。動き自体はもっと動いてもと思いますが、CW81.2秒なら昨年同レースに出走してきた時の追い切り時計よりも速いものですし、7月半ばから併用で入念な乗り込み。特に坂路はかなり乗られています。

約590kgほどの超大型馬なので、間隔あいた分の仕上がり具合は気になりますが大型ダート馬の仕上げには長けた厩舎ですし自身の競馬ができる態勢にあると見ています。台風の影響で火曜も最終Rまで雨が降っており、馬場もかなり水分含んだもの。スタート出て行けばそうそう止まらないでしょう。

コスタノヴァ

木村厩舎からダート重賞級の馬が？！このレースは試金石、ここで善戦できるようですと秋に向けての選択肢も広がるでしょうしダート馬でも海外目指せるかもしれません。上を目指すならここはしっかり結果を残したいところでしょう。

追い切りは手綱がっちり持って控えめのものでしたが、無駄のない身のこなしで手応え楽に伸びていきました。時計は平凡に映りますが木村厩舎のいつものルーティンをこなせています。動きの感じからも調教から特に割り引く点はなく。

この記事を書いた人

勝馬当子

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