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【調教診断】第168回 天皇賞秋

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勝馬当子
勝馬当子

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2023年10月29日(日)第168回 天皇賞(秋)

今年は11年ぶり、戦後3度目の天覧競馬になるようで、豪華メンバーが揃うだけで注目を集めていた天皇賞秋でしたが、更に盛り上がるレースになることでしょう。週中スターズオンアースが蹄に異常が見られたとのことで回避するニュースがあり、残念でしたがそれでも世界ランキング1位のイクイノックスと2022年ダービー馬ドウデュースとの再戦見られるのは楽しみでしかありません。

レース観戦も楽しみですが、週中じっくり予想して馬券も当てましょう!本記事では有力馬の追い切り診断をまとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

想定1番人気 イクイノックス

大注目の1頭。4歳で引退説も囁かれていますが、正式発表はなく噂レベルですが。残り何回この馬の素晴らしい馬体とレースを目にすることができるか…なので目に焼き付けておきたいです。叶うなら現地であの美しい非の打ち所がない馬体を見ておきたいとこですが。

さて、そのイクイノックス。


3週前追い切り
注目度が高いからか3週前から追い切り映像公開されていました。まだ体も気持ちも作る時期でないので、軽めの内容でしたが時計が出てなくてもブレのないフットワークはとても綺麗で、全身しっかり使えていました。時計以上の動きと月並みの表現ですが良かったです。

2週前追い切り

先週よりも少しペース上げて、10Fを長めを流して。乗り役が何もしなくても自ら走れていて安定した走り。何もケチつけることがなく2週前を見ても順調に過ごせているなという印象。10/15(日)の坂路では2F目から13.7秒でギア上げて昨年よりも良いラップを刻んでいました。10月に美浦坂路リニューアルしていますので、昨年より負荷のかかる坂路で昨年以上の時計をマークしているのは昨年より更にパワーアップしているのではないかと思います。

1週前追い切り

この日も強く促すこともなくで楽に好時計。後肢の動きも併せ相手と比較すると歴然の差。馬也で楽に抜き交わしており、申し分ない。10/22(日)の坂路も先週より更に時計詰めてL1F12.0秒。美浦坂路で全体時計53秒台でL1F12.0秒は十分すぎる時計で、L1-2F1.2秒の加速ラップ。申し分ない脚力。

最終追い切り

最終追いもいつもの木村哲厩舎の3頭併せ。内に2歳馬外に古馬3勝を並べていましたが、GOサイン待つ間もなくあっさり2頭の間を抜け出していき、併せにもならず手応え十分で抜けていきました。気持ちも乗っていますし、動きも申し分もない。あとはレースを待つだけといった感じです。

調教評価:A⁺

想定2番人気 ドウデュース

2022年ダービー以来の対決、本馬も注目集まる1頭。1週前追い切りは普段調教見ない人でもその動きに驚かれたと思います。馬体も見違えるくらい筋肉がついて見た目にも迫力満点。




9月半ばから栗東に戻して少しずつ運動始めて、9月末には坂路52.0秒の自己ベストと既にこの時点よく動けていました。

2週前追い切り

直線入るまでは抑え気味も手応え十分で直線迎え、追えばどれだけでも伸びていきそうなくらいの動き。見せ鞭くらいで十分な反応で動いて、重心の低いブレのない動きを披露していました。デビュー前から動く馬でしたが今回も変わりなく動けていました。

1週前追い切り

前肢を振り上げるように出していて、物凄い回転力と掻き込み力。コーナーを回ってくるまでは抑え気味で直線入ってから少し仕掛けてからの反応が凄く、一気に併せ相手を置き去り。馬体の見た目通りのパワフルな動き。友道師も何度も映像見直したとのこと、競馬ファンも度肝抜かれた調教映像でした。

最終追い切り

最終追いは今回初めて「坂路」追いで仕上げ。ポリトラックでスピード補足する追い切りは不要とのこと、負荷をかけたい意図があり坂路にしたそうです。馬体に少し余裕が見られたのでそれもあったかもしれないです。坂路でも力強い脚捌きで軽く走っているように見えても、楽に好時計。こちらも調教からケチつけることは何もなく。

調教評価:A⁺
少し気になることがあるとすれば…CWコースで以前は6F79秒台も出していたり、L1Fも11秒切るくらいのキレ味を見せていた馬なので、パワー寄りになっていた点変化として気になるポイント。


想定3番人気 プログノーシス

1週前はコーナーまで我慢させつつで直線向いて促すとスムーズな加速ぶり。前後の連動性は良く、動きも軽い。最終追い切りは中内田師が騎乗し、馬也で軽めのもの途中頭を振るシーンは見られたものの、動きは変わらず柔らかで良かったと思います。

9月後半から厩舎に戻して、坂路・コース併用で本数はよく乗り込まれており。ただ全て馬也での調整でこれだけのメンバーと戦うにあたり随分あっさりした追い切りだなという印象。雰囲気は悪くなく、馬体も毛艶は良いですし、張りも良く好調ムードなのですが上2頭と比較すると物足りなくは見え。

調教評価:B

想定4番人気 ダノンベルーガ

1週前、手前が替わるのが遅かったがしっかり地と捉えるフォーム、追われてからの動きが力強くよく伸びていました。この前週もL4Fから13.8秒を出して持続的に脚を使うラップを刻んでいたのが、天皇賞秋の後半持続的に速いラップで脚を使わないとならないレース質を考慮すると良い内容。

最終追いはコース外を馬也でしたが、前肢が良く動いていて迫力のある動き。時計も馬也でを考慮すると十分でした。併せ相手がヒシイグアスでしたがこちらの方が上に見え。堀調教師はまだ満足していないようですが、個人的にはダービーでWコースで猛時計を出した時よりもこれくらいの方が追い切りとしては良いと見るのですが、堀調教師はまだ良い頃には…と否定的なコメントで。JC→札幌記念→今回と着実に上向いている印象です。

調教評価:B

想定5番人気 ジャックドール

1週前コーナー部分ではグッと頭を引いてやや力み気味に回ってきましたが、直線向いてから大きなトビでL1F11.1秒。コース中~内寄りを通ってのものなので、時計は過剰評価できないも動きは良かったです。10/12にも坂路で51.7秒、L1Fも11.7秒と終いも伸びており、春の方がもっと速い時計は出せるも昨年の天皇賞秋の中間と比較したら今年の方が良く見えます。

最終追い切りも安定したフォームで走れており、終い重点の加速ラップ。動きに重苦しさがないのと、イレ込んだ感じもなくでリラックスして走れている点は良く。勇ましさや迫力面がもう少し欲しいか…とは思いましたが、近走レースで力みも見られたので今回上手くペースコントロールして逃げるつもりがあるのなら、これくらいの追い切りの方が良いのかもしれません。馬の状態は良さそうです。

調教評価:B⁺

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この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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