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【調教診断】阪神JF 2022-1週前追い切り 続き-

想定上位人気馬については前の記事にて。


想定5番人気
モリアーナ



1週前は坂路でブレのない、キビキビした動きを見せており後半もしっかり伸びていました。牧場で乗り込まれてから帰厩させているのか、毎回厩舎での調教本数は多くないです。坂路時計は普通でしたが動きは良かったですし、11/24のWコース5ハロン目から速いラップで入りL1Fも12秒切る加速ラップ。


体の使い方や脚の駆動は新馬戦時から目を見張るものがあり、これは重賞級になると思った馬。牝馬らしく繊細な面があるとのことで、またエピファネイア産駒ですから輸送+GⅠの独特な雰囲気に飲まれないかは気になるところ。人馬共にどっしり構えて迎えられればチャンスあってもと思う1頭。



想定6番人気
ブトンドール


距離延びてプラスになるとは思わないが、身体能力・操作性・レースセンスの高さはこの時期の牝馬にはアドバンテージ。

1週前追い切りは時計は平凡も自ら走っていく前進気勢はうかがえましたし、体の使い方は変わらず良かったです。前走ファンターSの追い切りでもL1F10.9秒と良く伸びており、最後しっかり脚使えるのは魅力。



想定7番人気
キタノウイング


やや冬毛が生えていて毛艶は目立たない点気になったものの、どっしりと安定した立ち姿。早めから栗東に移動させており、調教も栗東で。長く滞在させて環境に慣らしているのは今回結果がどうあれ、桜花賞見据えて馬にとって良い経験になりそう。

帰厩後、数本美浦で調教してあとは栗東での調整。栗東での時計なので過去と比較できないが古馬相手に時計も上々。美浦よりも勾配のキツイ坂路でも力強く駆け上がっているのは良かったと思う。集中力もあったので滞在も問題なさそう。

前走連闘で臨んだ新潟2歳Sは、過去10年でも最も時計が遅くメンバーレベルも近年稀に見る低レベル。時計面で評価できないものの、牡馬相手に重賞で勝ち切ったことは評価しても良いかと思います。最終追い切りも見て、横と比較して要検討。


想定8番人気
サンティーテソーロ


1週前はWコースで古馬と併せ。馬也で離れたところから追走させて楽に同入。落ち着きもあって折り合い面問題なさそう。時計も詰めて自己ベスト。レースになると口向きの悪さ見せたりするので、気になるが調教見ている分には問題なさそう。


デビューから2戦目で-12kg、3戦目で-2kgと馬体減らしてきており、今回輸送もあるのでそこは懸念。あとはスタートが良すぎて逃げの競馬をしているので、今回もレース引っ張るとなるとこのコースでGⅠとなると厳しいとも思う。

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勝馬当子
勝馬当子
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