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【競馬コラム】連闘ローテの狙いどころ−実レース編 #2

予想手法

前回の記事はこちら

先週の土日も連闘馬の動向は見ていました。
土日結果はこんな感じで。

2023年2月4日(土)


2023年2月5日(日)

今は小倉の滞在競馬で連闘馬が多いのと、人気薄の連闘はデータ的にもかなり回収値低いので土日共に悲惨な結果。最初のコラムでも連闘にも色んな事情があることは書いたので、先週は大半が前向きな連闘ではなかったのでしょう。



今日は日曜中京12R リーゼントフラムを取り上げたいと思います。

・連闘策最多の矢作厩舎管理馬
・3走前が昇級緒戦で+12kg、「馬体重絞りたい」とコメント
・前走は重馬場でのめって行きっぷり悪く流れ込んだだけの競馬で無理させず
・前走小倉→中京
・ロードカナロア産駒





【厩舎】
まず矢作厩舎というだけで目がいきますね。
本馬の戦績や連闘ローテで7番人気23.9倍は人気しているなと思いました。恐らく他で買える要素があったのだと思いますが。

【ローテ】
地方で1勝してから中央転入、新潟千直中心に使って1勝クラス卒業。3走前が昇級緒戦で久々でしたが+12kgとやや重ため。次走小倉輸送で減量見込むもまたプラス体重。小倉からの輸送戻りも調教やれるくらい調子は良かったようで、中京で続戦。

【前走疲労】
前走は雪の日で馬場も悪く。コンディション悪い中で競馬した影響はどの程度か分からないものの、レース内容を見ると序盤押しても行きっぷり悪く(のめっていたとのこと)後方のまま。上がりも36.2秒と無理させず。なので1200m戦ですしレースの疲労は大きくなかったと思います。

さらに過去本馬は、中1~2週のローテで福島・新潟輸送を繰り返した経験もあり、地方にも在籍していたので間隔詰まった競馬への耐性も高いと考えられます。



【血統】
連闘に強い血統があるかどうか…は個人的には個体によると考えていて、特定の血統が連闘に向く等はないかと思っています。ただ前回の記事でも好走した連闘馬ロードカナロア産駒で、今回もロードカナロア。データで見てもこの産駒の好走率は高いので、何かあるかもしれないですね。

このレースに関しては単純に中京芝1200m=ロードカナロア鬼!だけでも狙えたかもしれません。


まとめ

後付けみたいになっていますが、本馬に関しては意図あっての連闘で体調も良いことも事前にコメントされていましたしポジティブな連闘でした。鮫島克騎手の好判断で前に出して行ったのも良くて、ペースが落ち着いて断然の1番人気馬を追いかけるだけの形に持ち込めたのも良かった。

レース後コメントに「過去レース見て前で競馬した方が良さそうだった」とあり、研究熱心な鮫島騎手に感服。諸々がハマった結果でリーゼントフラムの連闘策は功を奏したのだと思いますが、これも連闘好パターンのサンプルとしてストックしておきたいと思います。

競馬はレース終わってからも答え合わせして楽しめるから面白いですよね。
さて今週の配信活動予定です!今週も宜しくお願いします。



この記事を書いた人

勝馬当子
勝馬当子
競馬予想家歴4年目
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。

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