前回の記事
中山金杯の調教記事いかがでしたでしょうか。
執筆時点の上位人気3頭について触れましたが、どれもわたしは食指動かずで中でならラーグルフが最上位でした。結果ラーグルフが勝ったわけですが、上がり要するレースでならしっかり最後伸びてきますね。以前は展開に左右されることも多かったですがポジションとれるようになったのと、ある程度速いラップにも追走できるようになったのが大きいです。
調教記事も全頭について書きたいのですが、1頭当たりに割く時間考えると全頭書くのは難しいので上位馬のみで。上位馬の取捨もオッズも考えると難しいと思います。調教・状態はどうなんだろう?と思っている方に向けて何か参考になれば良いなと思っています。
良いものは良いと書きますし、良くないと思えば断定的な表現は避けつつ自分の見た通りのことを書きます。個人の主観によるものですので、わたしの見え方が正しいと言いません。そういう見方もあるのかくらいで読んでいただけると幸いです。
シンザン記念
さて今年のシンザン記念。
登録は何頭かいたのに出走確定してみれば7頭のみとなってしまいました。1986年から見ても7頭立てのシンザン記念は初。何とも寂しいですがシンザン記念は、ジェンティルドンナ、ミッキーアイル、アーモンドアイ、ピクシーナイト等が過去勝っています。大物が輩出される登竜門的なレースでもありましあが今年はどうなるか。7頭ではレースレベルも微妙にはなりそうですが。
想定1番人気 ライトクオンタム
最終追い切り、CWコース半マイルのみで仕上げ。重心の低い走りで推進力感じる走り。脚の運びが柔らかで久々に若いディープインパクト産駒の走りを見て少し嬉しくなりました。
ディープ産駒も年齢重ねると硬さも出てきますし、配合によってはパワータイプになってしまう馬もいるのでTHEディープといった走りが出来る若いうちの産駒はいいですよね。走るために生まれきたかのような走りというか。話脱線しました。
11月12日に新馬戦勝ち以降、在厩のままで調整。特に次走予定を決めることなく馬の状態見つつ仕上げたとのこと。強い負荷はかけずにコース半マイルで終い重点。12月末には坂路52秒台を出してビシッと気合をつけていました。いい状態に持ってこれるよう調整してきたのだと思いますし、特にケチつけるところなし。
想定2番人気 トーホウガレオン
最終追い切りは坂路一杯。しぶとく古馬1勝馬に食らいついているものの、もうひと伸び欲しい印象。年末のCWコースでも遅れていたので終いが物足りない。併せ相手にオープン馬をぶつけて2週続けて一杯に追い切られて意欲的なのは良いも…。
想定3番人気 クファシル
最終追い切りは坂路馬也で。イーガン騎手騎乗で、馬也でも脚の回転が速くスピード感のある動き。L2F24.4-11.7秒と伸び脚見せる。コースだとL1Fが上がり気味になるのでそこは気になるものの、消耗戦にならないのなら瞬発力は活きそう。
モーリスにグルヴェイグの仔で半姉にはアンドヴァラナウトがいる血統。姉は華奢で調整も難しそうだったがこちらは牡馬で雄大な馬格。みっちり調教できるのも良いと思いますし、モーリス産駒でこれだけ坂路動けるのも走れるのも○
新馬戦も素質の高さと脚力だけで逃げ切ったような感じ。まだ緩急つけたり、馬群の中での競馬をしていないのでこの頭数での競馬となると包まれることはないでしょうが、どういう競馬をするか。
以上上位人気3頭の調教診断でした。3頭でもほぼ半分なのでいずれかは買い目に入ってくるのでしょうけど。調教も特にケチつけるところなくて、デビュー戦もオープンでも通用しそうなラップで走っているライトクオンタムは軽視しにくいか。当日よほど極悪馬場にでもならない限り。
頭数少なすぎなので参戦するかも悩ましいレースではありますが、何かしらの参考になれば嬉しいです。今後もブログ継続していきますので宜しくお願いします。更新時はTwitterで通知しますのでフォローしておいていただけると情報キャッチできると思います。
最後までお読みいただき有難うございました!
この記事を書いた人
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調教が予想のメインファクター。その馬の個性・特性を重視し状態の上がってきたところを狙うスタイル。お仕事の依頼はTwitter DMまでお願いします。
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