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今月の目標80位……また厳しいかな。
先週の振り返り
先週オークスで穴馬の共通点を深堀してみたのですが…対象が何と最終的には1頭まで絞れていました!
斉藤新騎手騎乗のドゥーラ(15人気103.4倍)3着
舞台替わりはプラスに働くと思いつつも、斎藤騎手でどうだろうと思ってしまいわたしは馬券から省きました…。読者さんは馬券とれていたりしたので素晴らしいと思いましたが。
札幌2歳ステークス終わった時点では、この世代の牝馬戦線の中心になるとも言われていましたし、牡馬ともやり合えるくらいとも少し騒がれていた馬。阪神マイルがよほど合わなかいのか、まずゲートの出が悪くて何ともなってなかったですからね。この馬の能力を信じて追い続けた方は狙えたのではないでしょうか。
データで見る競馬もなかなか面白いなと思いました。
ダービーもいくつか共通点探してみたので、少しオカルトめいていますが参考になれば。データとはいえ、好走要因と結びつく根拠として薄くないと思います。
もう1頭取り上げていたラヴェル(10人気47.2倍)も4着と大健闘。道中緩むことないラップの中、先行して直線粘っていたのは勝ち馬ほどではないにしても、かなり評価して良い内容と思います。臆病なところがあったり、気難しい面のある馬ですがこの経験は大きいと思いますし、半姉にナミュールのいる良血これからの成長が楽しみな存在です。
ダービーの穴馬共通点
過去ダービーで6番人気以下で馬券内に入った馬は7頭のみ。比較的波乱度の低いレースにはなりますが、2019年12番人気ロジャーバローズが優勝した年や、1,2番人気が飛んで3着に16番人気コズミックフォースが入った年もあるので、確たる主役不在の年や有力馬の距離適性に疑問のある年は波乱も起こりうるかもしれません。
今年も過去に波乱になった年と似たような状況に思います。オークスと同じく穴馬の共通点を探してみましたので、参考程度にお読みいただけると嬉しいです。
①前走レース&前走着順
前走京都新聞杯、皐月賞、青葉賞、プリンシパルSが該当。着順は10着以下では× 前走NHKマイル・毎日杯は該当なし。
皐月賞出走したというだけである程度の評価は必要。しかも前走皐月賞でも6番人気以下の馬でも対象になります。(※皐月賞で10番人気以下の馬は絡まず対象外)皐月賞からは、昨年&一昨年と連続した例ですね。過去10年で見ていても近2年で連続で起きているのでデータとして扱うのもどうかと思いますが。
2022年
アスクビクターモア
皐月賞 6番人気 5着→ダービー 7番人気 3着
2021年
ステラヴェローチェ
皐月賞 6番人気 3着→ダービー 9番人気 3着
別路線からは2000m以上のオープン以上のレースが良いということになりますね。
<対象馬>
皐月賞:シャザーン、ショウナンバシット、トップナイフ、フリームファクシ、ベラジオオペラ、メタルスピード
京都新聞杯:該当なし
青葉賞:ハーツコンチェルト
プリンシパルS:トーセントラム、パクスオトマニカ
②馬体重
全頭で見ると500kg以上の馬でも好走していますが、人気薄の場合は460-499kgが好走レンジになります。
「人気薄=能力が低い」とは限らないですが、オッズはライトファンからガチ勢まで幅広い層が投票した結果なので、人気する馬はどんなファクターから切り取っても能力があり、支持されているとある程度判断して良いと思います。
その前提で、まず大型馬を仕上げるのは難しいです。
馬自身が自分の体を上手く使えないとならないですし、必要な骨格と筋肉量がないと馬体に見合ったパフォーマンスが出せません。デビューしてからダービーまで使えるレース数も平均4レースくらいでしょうか。最長でも1年間、その中で鍛えあげるのは厩舎力も問われますし、馬のポテンシャル・成長力に大きく関わります。
なので、人気薄の馬(=力差があると判断されている馬と仮定)で大型馬が人気以上に好走するのは難しいと考えられます。それよりも程々の馬体重で仕上げやすい馬の方が好走確率は高いかと。このデータはそうした事の表れではないかと推測しています。
専門家ではないのでこれ以上深くは踏み込まないですが、馬体重の大きい馬・筋肉量の多い馬というのは体型的に短い距離やマイルあたりに適性が高いことが多いです。それは体型や骨格の問題であったり、筋肉量が多いがゆえ走法やフォームが長距離向きにならないからかと思います。細かいこと知らなくても、馬体重の重い馬=長距離△とだけ覚えておけば良いかと思います。話脱線しましたが対象馬のまとめを…
<対象馬> 条件①②に該当する馬
ショウナンバシット、トップナイフ、ハーツコンチェルト、パクスオトマニカ、ベラジオオペラ、ホウオウビスケッツ
※馬体重は当日の数字で見ないといけないですが、便宜上前走馬体重で見ます。
対象から漏れた馬…シャザーン、フリームファクシ、トーセントラム、メタルスピードですが仮に当日500kg切ったとしても、シャザーンはキャリア不足で×、フリームファクシは生まれ月が×、メタルスピードは未勝利戦4回経験で×
になるのでいずれにしても条件全て満たすことはないです。
③キャリア
5戦以上7戦以下
勝ち上がりに時間がかかった馬、段階を踏んでクラスアップしていった馬が人気薄では好走。そのうち全て新馬戦で勝ち上がり or 未勝利1戦目で勝ち上がり なので、2回以上未勝利戦を走った馬は過去10年ではいませんでした。
これも好走できない要因としては、未勝利上がるのにレース数を要する=何かが足りずに勝ち切れない等何かしらの課題がある可能性、デビューしてから使われ過ぎが考えられます。
勿論、相手関係に恵まれなかった、TB・展開・馬場が極端、叩き良化型でレース経験を積んで鍛えていく方針の厩舎…等理由はありますが、データ上過去10年で見ると弾かれます。これもオークスの時も同じような条件でしたが、これも恐らく理由があって場数こなしている馬の方が好走しうる可能性が高いと見て良いかと思います。ただ今は外厩の環境も良いですしレースを使わずとも馬を育てることも出来るので、このデータも時が経つにつれ変わってくると思いますが。
<対象馬> 条件①②③に該当する馬
ショウナンバシット、ハーツコンチェルト、パクスオトマニカ
④生まれ月
1-3月生まれが該当します。4月以降の遅生まれの馬は着内にきていませんでした。これも別に人気薄に限らず、早く生まれた分成長も早いですし、運動量の違いも出てくるので早く生まれているに越したこととはないですよね。
<対象馬> 条件①②③④に該当する馬
ショウナンバシット、パクスオトマニカ
⑤前走上がり6位以下が中心、最速上がりは軽視
個々で細かい理由は異なりますが、前走上がり6位以下ということは先行してバテた馬、あるいは何も見せ場をつくれなかった馬が該当し、そうした馬の巻き返しが多いです。東京2400mのイメージとして上がりの速い馬が注目されがちになるので、前走速い上がり出せていない馬は軽視される傾向にあるのかもしれません。
※注意
勘違いされるといけないので…
ダービー当日6番人気以下になった馬の前走の話です。上位人気になるような馬は前走上がりの脚きっちり使えている馬が良いです。
<対象馬> ここまで条件すべてクリアした馬
ショウナンバシット、パクスオトマニカ
という結果になりました。
普通にこの2頭面白そうですよね。また週中じっくりダービー予想考察していきたいと思います!ブログ運営応援していただけるととても嬉しいです。YouTube, Twitter, Instagramも併せて宜しくお願いします。
この記事を書いた人
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